Quantcast
Channel: 小父さんから
Viewing all 4329 articles
Browse latest View live

便利すぎる日本がフランスから学ぶべきこと / 東洋経済

$
0
0
 フランスには、日本ほど便利な宅配サービスはない(撮影:風間仁一郎)        
  我々がごく当たり前だと思っていることがフランス国だと、そうではないんだね。これ以上の便利さはないだろう。YouTubeで見たアマゾンのドローンの配達実験は別だけど!(笑)

 過当競争からサービス過剰になってしまったんだろうね。そう言えば子供の頃、鉄道荷物輸送にチッキという仕組みがあって、兄貴について福岡の超ローカルな最寄り国鉄の駅にその手荷物の受け取りに行ったことがある。たぶんそれ以外に方法はなかったんだろう。

 宅配便の人たちはよく働くよね。皆さん、体を壊さねば良いが!でも、今の日本がフランスのように後戻りすることもないだろうね。

   

便利すぎる日本がフランスから学ぶべきこと 
「少しの不便さ」は「働きやすさ」の裏返しだ   国末 則子 :フリーライター

東洋経済 2017年01月11日
日本の宅配サービスは、本当に便利だ。届けてもらう時間は、数時間単位で細かく指定できる。荷物を受け取れなくても、不在連絡票に書かれた電話番号やURLにアクセスすれば、24時間対応の受付窓口から再配達を依頼することができる。こうした便利さが後押ししてか、この頃は、ちょっとした日用品までネットで買って、自宅に届けてもらう人が珍しくなくなってきた。しかし、その裏で宅配業者の深刻な人手不足や、配達員の疲弊が問題になっている。

フランスの配達では時間指定が午前と午後の二択!?

私が住んでいたフランスでは、こんな便利なサービスは普及していなかった。前回の記事(「『客は二の次』のフランスに日本が学ぶべき事」)では、交通機関やスーパーを例に、消費者にとっては不便もあるが、働く人の権利が第一に守られるフランスのサービス業について触れた。今回は引き続き、フランスの配達サービス事情からそれを見ていきたい。

「これから郵便局へ行くんです」。現地在住の日本人の知り合いがそう言うとき、たいてい憂鬱そうな顔をしていた。フランスで荷物を送る場合はふつう郵便局を利用するが、それにどのくらい時間がかかるかわからないからだ。こちらも「大変ですね」と応じる。

送られてきたものを受け取るのも一苦労。小包をはじめとした郵便物の配達時間は、住んでいる地域によってだいたい決まっているため、自分では指定できない。家具店や電気店での配送サービスを利用しても、せいぜい「午前か午後」が指定できるくらいであった。そして仮に午前を指定していても、何の連絡もなく午後にずれ込むことは珍しくない。

配達の時間に不在だと、ポストに不在通知が入れられる。その場合は、通知を持参して郵便局で受け取るか、再配達を依頼することになる。再配達の時間指定はできない。

郵便局で受け取る場合は、窓口の前に並んで待つことになる。日本のように、番号札を発券する機械などなかった。なお、日本の郵便局では預金と郵便の窓口が分かれているが、私がフランスでよく利用していた郵便局ではどちらも一緒だった。だから、預金の問い合わせなどで時間のかかる人が多いと、延々と列に並んで待つはめになる。

こうした手間を考えると、気軽に品物を届けてもらおうとも思わないし、誰かに送ろうという気持ちにもなれない。もっとも、フランスにお歳暮やお中元のような習慣はないので、そう頻繁に品物を送る必要もない。クリスマスの前には、プレゼントの包みを抱えた人でさすがに郵便局は混雑するが、家族や親せきで集まってクリスマスを祝うため、直接プレゼントを渡す人も多い。

次ページはこちら   「修理業者だって、週末は休みます」

ネット俳句  1月の 『何でもありの句の会』

$
0
0

電話一本で 聞けた 旧知人の歓喜の声  

やはり、小父さん世代になるとEメールじゃーなくって
生の電話の声が一番気持ちが伝わるね。





老いとは筋肉か 人の名が出てこぬことか

小父さんは今、筋肉と記憶の両方に「考えこむ人」なのだ!
えーと、ダヴィンチじゃなくってロダンは「考える人」だった(爆)





何年付き合わされるのか トランプゲーム

夕べの深夜、トランプタワーからの会見を1時間くらい生で見ていた。
まるで日本の芸能人の記者会見みたいなものにショックを受けたね。
彼が大統領でいる間中、世界は大変だぞ~。

      
   

    夢空間塾 書・遊ing 『何でもありの句の会』へ出句  

大雪 日本海側で16日にかけ 太平洋側の平地でも警戒を / 毎日新聞

$
0
0






      

  

毎日新聞 2017年1月13日 17時26分
気象庁によると、日本付近の冬型の気圧配置が16日にかけて続き、14日から15日は、北日本から西日本の日本海側を中心に降雪が強まり、大雪となる見込み。また、東日本や西日本の太平洋側の平地でも大雪のおそれがあるという。大雪、ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波への警戒を呼びかけている。

14日午後6時までの24時間に予想される降雪量は、多いところで、北陸地方=100センチ▽関東甲信地方=70センチ▽東海地方、近畿地方、中国地方=60センチ▽東北地方=50センチ▽北海道地方=40センチ。15日午後6時までの24時間に予想される降雪量は、多いところで、北陸地方=80~100センチ▽東北地方、関東甲信地方=60~80センチ▽東海地方=50~70センチ▽近畿地方、中国地方=40~60センチ▽北海道地方=30~50センチ--の見込み。
   

  降雪地帯の皆さん、雪見舞い申し上げます。事故が無いようにお祈りします。 

中国、30億人大移動始まる 春節の帰省ラッシュ / 産経フォト

$
0
0
春節へ向けた帰省ラッシュが始まり、混雑する北京駅=13日(共同)



春節へ向けた帰省ラッシュが始まり、北京駅で小銃を手に警備する警察官(右)ら=13日(共同)



春節へ向けた帰省ラッシュが始まり、北京駅に入るため並ぶ人たち(奥)=13日(共同)

     

 春節へ向けた帰省ラッシュが始まり、北京駅に入るため並ぶ人たち=13日(共同)
   

 何なに~?、wikiによると中国の人口は、13億7462万人。その倍以上もの人が移動するのか!?日本の盆正月の帰省ラッシュなんて可愛いもんだね!全世界の人口が73億7500万人というからその半分の人たちが旅行するわけだ。

 昨今の世の中ではテロは一般人の人混みを対象にするから小銃も必要だろうね。日本でこんな警備体制がとられるようにはなって欲しくないね。でも、5時間、列車に立っての旅行とは大変なものだ。果たして、ちゃんとトイレには行けるのかな、ん?列車は動くかな?(笑)。自動車道も渋滞だけならいいが大事故も起こるだろう!春節の間に日本観光に爆買旅行もたのみますね!(笑) 

   

 産経フォト 2017.1.13 22:55更新 【北京共同】中国で28日の春節(旧正月)に合わせた大型連休が27日に始まるのを前に、ふるさとで過ごす人たちの帰省ラッシュが13日、始まった。中国政府は2月21日までの40日間で前年比2・2%増の延べ29億7800万人が車や鉄道、飛行機で移動すると見込んでいる。

 中国メディアによると、今年の春節は最近5年の中で最も早い。教育機関が今週末から順次、長期休暇に入るため、学生と出稼ぎ労働者らの帰省が重なり、混雑が起こりやすい状況という。

 北京駅では13日、小銃を持った警官が警戒する中、大きな荷物を手にした人たちが並んでいた。妻子と共に河北省承徳の実家へ帰る建築業の馬文軍さん(37)は「列車に5時間乗らなければならないが、立ち席切符しか買えなかった。実家で休みます」と話した。

 中国では春節を挟んだ計40日間を帰省やUターンのラッシュ期間と位置付け、政府主導の特別輸送態勢を取っている。

任天堂 「ニンテンドースイッチ」3月3日 2万9980円 薄型端末、携帯型にも / 毎日新聞

$
0
0
  

 さーて、当たるかな?ニンテンドーと言ったら小父さんは  WiiFitに夢中になりカタログをコピーして知人や福岡の姉にまで郵送して紹介したものだが、あれはアメリカでは相当売れたみたいだったね。ん?今回もアメリカ、ヨーロッパでも売るのか!アメリカはトランプタワーにお伺いを立てておかないとごっつい関税をかけられるよ!(笑)
 
  

   




  

毎日新聞 2017年1月13日 大阪夕刊

任天堂は13日、新型ゲーム機「ニンテンドースイッチ」を3月3日に日米欧などで同時発売すると発表した。価格は2万9980円。新型ゲーム機の投入は、2012年末に発売された据え置き型「Wii U(ウィーユー)」以来となる。

 ゲーム機本体は、小型の液晶画面が付いた薄型端末。家のテレビとつないで遊ぶ際は、専用スタンドに立てかけ、手元でコントローラーを操作する。

 端末は持ち運びができ、屋外などで携帯型ゲームとして遊べる。複数人で対戦ゲームをすることも可能だ。

 任天堂ではこれまで、ウィーユーと、携帯型の「ニンテンドー3DS」が主力だった。販売が伸びなかったウィーユーは昨年国内生産を中止。ソフト販売も振るわず、16年3月期まで7年連続の減収と業績は低迷している。新型ゲーム機が業績の立て直しの起爆剤になれるか注目される。【土屋渓】

貨物機墜落、住民巻き添え 37人死亡 キルギス / 産経フォト

$
0
0
  
  まるで戦場みたいだ。思い出すのは日航のジャンボジェットの墜落事故。小父さんの家の空高くにも時々旅客機を見るけど、こんなものが空から降ってきたら逃げようがない。人口590万人の小国でこんなことが起こったら国がひっくり返しはしないかと心配するね。

 キルギスの歴史をみると、匈奴の支配下→ 唐→モンゴル帝国→ロシア帝国に併合→キルギスタン共和国などなど。

 墜落事故による犠牲になられた方のご冥福をお祈りします。
 
  





     

産経フォト 2017.1.16 19:01更新
 中央アジアのキルギス首都ビシケクの国際空港付近で16日午前7時半(日本時間同10時半)ごろ、トルコの航空会社「ACT」のボーイング747貨物機が墜落した。タス通信などが伝えた。キルギス当局は、巻き添えとなった墜落地点付近の住民と乗員5人全員の計37人が死亡したと明らかにした。
 
 地元メディアによると、負傷者約30人の中には重傷者もおり、死者がさらに増える恐れもある。
運輸省によると、墜落機は香港からイスタンブールに向かう途中で、ビシケク空港に給油のため着陸しようとした際、滑走路から1・5~2キロ離れた地点で墜落したという。周辺には霧がかかっていたとの情報もある。

 墜落地点はビシケク郊外で、市民の別荘などが多く立ち並ぶ地域。30軒以上の人家が壊れ、現地からの映像は、完全に破壊された機体の様子を映し出した。

 乗員1人が救出されたが、病院に搬送される途中で死亡した。(共同)

  


    

阪神大震災22年 6434人の鎮魂祈り…各地で追悼行事 / 毎日新聞

$
0
0
 
 

 

  
 昨日、車の中のテレビで、阪神淡路大震災の犠牲になった男女の双子の1歳くらいの男児が大きなトラウマとなった母親を中心の特集番組に聴き入っていた(テレビ映像は車の停止中だけ見える)。女児(現在は大学生)は母親を見て成長したという。その家庭では父親もお元気なわけで大震災にはこのような悲劇もあったんだと改めて考えた。

高齢者大学「子午線のお話」 天文科学館

$
0
0
 中国では古い時代から下図のように方位や時刻を十二支で表わしました。 方位については、真北を「子」、真南を「午」と呼びましたが、子午線とは「子」と「午」の方角、つまり真北と真南を結んだ線という意味です。したがって、子午線は、任意の地点を通る南北線のことであり、地球上であり、地球上には無数にあります。 一般に、明石を「子午線のまち」といいますが、その意味は「日本標準時の基準となる東経135度子午線上のまち」という意味なのです。(明石天文科学館から)

       

 

 いやー、この年まで、東経135度=子午線くらいに思っていたことが実に恥ずかしい。幸いにしてこのことで恥をかいたことはなかったが・・・(笑)

 なんでも
 本初子午線は、経度0度0分0秒と定義された子午線(経線)のことであり、2012年現在ではIERS基準子午線が、国際的に使用される本初子午線となっている。このIERS基準子午線はイギリス・ロンドン郊外のグリニッジ天文台を通過するグリニッジ子午線から東に5.3101秒、距離にして約102.5 mの位置を通過している。したがって、グリニッジ子午線は、本初子午線ではなくなっているのであるが、二つの子午線は、全地球的には極めて近いことから、現在でも「グリニッジ子午線」が「本初子午線」の意味で用いられることがある。~wiki とか。

 あと、日本標準時の制定、国際子午線会議、東経135度子午線をとおるまち、星座の話などがあった。明石の人たちが、子午線との偶然の出会いを大切にして、明治43年に日本で最初に標識を建てたことから「子午線のまち・明石の歴史」がはじまったのだそうだ。 

      

 地球上では経度15度あたり、1時間の時差が生じます。各地の時間については、基本的に本初子午線から東西に15度離れるごとに、世界時に1時間の時差を加減して定めていきます。東に向かう場合は15度ごとに1時間ずつ加えていき、西に向かう場合は15度ごとに1時間ずつ減らしていきます。~世界時と日本標準時

  

 うんうん、すっごい賢くなった気がする(笑)

憂楽帳  罪滅ぼし 「お母さん、なんで(こんなおじさんと)結婚したん」 / 毎日新聞

$
0
0
 
  まるで小説かテレビドラマみたいなことが実際にあるんだね!小父さんも一応恋愛はしたけど、あの頃の感情はどこにいったんだろう?(笑)。小父さんもここに書かれている人と同じように「今も(妻が)いい女だと思って暮らしている」汗、汗。罪滅ぼしではないですよ(笑)。恋愛感情と夫婦愛は別ものだよね。 

   

毎日新聞 2017年1月19日 大阪夕刊

 「お母さん、なんで(こんなおじさんと)結婚したん」。昔、家族で食事をしている時に娘が妻に聞いた。返事は「ん~、弱気だったから」。失礼な。別にしつこくアプローチしたわけでもないのに。

 昨年、知り合いから聞いた話はちょっと違う。奥さんとは大学時代に、バイト先で出会った。卒業後に本格的につきあうようになり、週数日は相手のアパートで過ごしたが、結婚は意識になかった。

 ある日、彼女の部屋でゴミ箱の中に書き損じの手紙があるのを見つけた。「親の勧めで見合いをした。結婚するので、私を忘れて」。そんな内容だった。

 「やめさせなくては」の一心で翌日、初めて彼女の実家に行った。しかし「あんた誰や」と相手にされず、彼女は見合い相手と一緒になる。そして2カ月後、彼女が家を飛び出し、2人は結婚した。

 「ひどいことをしたんですわ」と話す。40年も前のことだ。相手の男性も別の人と結婚して、子供もできたと聞いた。夫婦って、何だろうか。知人は「今も(妻が)いい女だと思って暮らしていることが、罪滅ぼしですかね」と笑った。【香取泰行】

トランプ とらんぷ Trump  / 毎日新聞

映画 『アーティスト』 (The Artist 2011年フランス )

$
0
0
  
  この映画アカデミー賞で作品賞、監督賞(ミシェル・アザナヴィシウス)、主演男優賞(ジャン・デュジャルダン)を取ったので早速、神戸三宮まで出掛けたがイメージしていたものと違ったのか?ウトウトしながら観ていたことだけはよく覚えている(笑)。何日か前に放映されていたので録っていたが、あれから5年経って家でゆっくりと構えていると、なかなか凝っているなと感じた。字幕は出るが、無声映画で音楽と表情だけでのストーリー展開は、叙事詩に思えた!

   

ストーリー
 1927年のハリウッド。サイレント映画の大スター、ジョージ・ヴァレンティンは新人女優ペピー・ミラーと偶然出会い、「バラエティ誌」などから「あの子は誰?」と報道される。ペピーはまだHOLLYWOODLANDの看板のある時代の「キノグラフ撮影所」のエキストラで入って行き再会する。ジョージはペピーに「女優を目指すには個性が必要だ」と彼女に「つけぼくろ」を付けて印象とはどういうものかを示してやる。互いに惹かれ合うものを感じながらも、2人はそのまま何事もなく別れる。

 1929年、映画界がサイレントからトーキーに急激に移り変わって行く中で、サイレント映画にこだわり続けたジョージは瞬く間にスターの座から陥落、落ちぶれて行く。一方、ペピーは時代の波に乗ってスターの座に駆け上がる。再会したが、契約されて同じ会社で働けるとペピーは楽しみにしていた。~wiki
 

 The Artist - Opening Sequence (HD)
     

稀勢の里と錦織圭と・・・ / 毎日新聞

$
0
0
     

  稀勢の里(30歳)、よくここまで頑張って来たね。おめでとう!!!何度も何度もプレッシャーで圧し潰されそうになったと想像するけど優勝と19年ぶりの日本人横綱への誕生だ。長かった!彼が横綱にいる間な相撲人気も持続するだろう。  稀勢の里横綱昇進へ 白鵬、強さ認めた

  さてATP世界ランキング5位の錦織圭(27歳)はランキグが今17位だと言っても(豪4・仏1・英7・米5)の優勝者フェデラー(35歳・スイス)の壁は残念ながら破れなかった。彼みたいな天才ももう出て来ないと思うんだけどね。 全豪テニス 錦織圭 vs フェデラー(4回戦)
  
  





    

毎日新聞 2017-01-22  

風知草 誤算の背景=山田孝男「東芝がアメリカの事業で出した損失が7000億円・・・」

$
0
0


 

毎日新聞紙面ビューアー   
  
 原子力発電所建設のこと、そろそろ立ち止まって考えてはみませんか?Leading innovation TOSHIBA(最先端技術をもった企業)のフレーズが泣いてるよ。もし、中国や他の新興国で福島みたいなことが起こったら、東芝を日本国を潰してしまいまっせー!

    

映画『リバティ・バランスを射った男』(The Man Who Shot Liberty Valance 1962年アメリカ)

$
0
0
    
ジョン・ウェインに射撃を習っていたところジェームズ・ステュアートはペンキだらけにさせられた!   
 
  この作品をテレビで観るのは2回目だが、とても良かった。奏でられる音楽もバンジョーとギターがほとんど。弁護士であるジェームズ・ステュアートが、文盲の田舎の大人、子供を集めてABCの歌に法律や国の仕組みを教える様はユーモラスでもある。

 小父さんにはどうしてこんなにジョン・フォード監督の作品がしっくり来るんだろう?この映画は制作されたのは小父さんが中学3年の時なのに・・・。ジェームズ・ステュアートの出る映画もいいね~。テンポがぴったりだ。この映画は主演はジョン・ウェインのようだが、ジェームズ・ステュアートが脇役扱いでもないね。 

  

 クライマックスの決闘のシーンを中盤で行い、終盤で決闘シーンの謎解きの種明かしを行うという展開を持つ作品である。また、ジョン・ウェインジョン・フォード監督がコンビで製作した最後の西部劇映画でもある。この作品でリバティ・バランスを演じたリー・マービンは、元来悪役専門のイメージが強かったが本作で主演のジョン・ウェインと渡り合う演技を見せつけ、一躍注目されスターダムにのし上がった。

あらすじ
 25年前ランス(ジェームズ・ステュアート)は新米の弁護士で、西部の田舎町シンボンで開業しようとしたが荒くれ者リバティ(リー・マービン)に身ぐるみはがされたのであった。美人のハリーが給仕を勤めるレストランで介抱されたが、この町では銃が必要と言うトム(ジョン・ウェイン)には正義感から耳を貸さなかった。しかし報道の自由の志を持つ編集長ピーポディがリバティ一味に襲われるとリバティと対決すべくトムに射撃を習った。~wiki

     

 The Man Who Shot Liberty Valance- Valance Shot
   



ビーフステーキでもめるリー・マービンに給仕をしている弁護士のジェームズ・ステュアートにジョン・ウェイン  

高齢者大学「私の意見・体験発表②」 学級生

$
0
0
 
今日も盛りだくさんの発表が聞けて本当によかった!
発表内容は
1.果樹栽培に魅せられて、2.初めての登山旅行、3.私の半生、4.南京たますだれ、5、私の趣味(短歌)、6病気になって!・・・そして所長の講評と続いた。

            写真は発表順には並んでいません。    

 1.の果樹栽培をされている方は、家の庭に何種類もの果樹を作られているが、知識がとても専門的で例えば、梨の病虫害では、黒斑病、黒星病、赤星病があり害虫ではシンクイムシ、イラガ、夜蛾、アブラムシ、カイガラムシ等の話あり。このページ頭の葡萄の収穫前の写真を載せているが、こうやって袋がけしていてもまともな収穫は一房だけだったとか。

 2.の登山旅行は55年前に夜行列車で松本から上高地、そしてテント泊で焼岳登山をされた話。横を流れる梓川で粉末ジュースを飲んだ結果、おう吐、下痢症状を起こしたり、懐中電灯を点けてのの早朝登山や頂上に着いたら天気が急変し、霧と風雨に見舞われしっかりした雨具や防寒具の装備の必要性を痛感。登山中にすれ違う人どうしの挨拶の交歓に感動されたそう。何だか私の高校時代の登山も思い出した。

 3.の私の半生では出生から、仕事に就かれそこでは奥様との出会いもあり(この学級内に奥様もおられ、感謝の言葉も述べられた)、子供さん孫さんのことも話されていた。実にどこにでもありそうな普通のお話なのだが、その波風の少ない半生の話が感動的に伝わってきた。とてもお話がお上手なのだと感心した。郵政関係のお仕事だったらしいが、小泉内閣の郵政改革にて退職され。1年くら経ってまた呼び戻されたとか。

 4.南京たますだれは、短めに編集して下にYouTubeでアップした。なんでも他の学園で8人の大道芸グループを組まれて15年間ボランティアを続けてきたとのこと。平成24年には被災者の励ましに岩手県釜石にも出向かれたそうだが、大阪、京都、岡山、沖縄など広く活動さてている。

 5.の私の趣味(短歌)から4首
    草野球スコアボードに貼られたる数字の「1」の少し傾く
    野鳥達「もったいない」を心得て南天の実を少しづつ食(は)む
    布石にて両翼の陣張りたればこの一局は負けられぬなり
    戦時中運動場はいもばたけ運動会のなかりし時代 
兵庫よみうり文芸(兵庫版)の入選作品だそうだ。

 6.病気になって!
ある時、自宅のトイレでふらふらと倒れ、ご家族はふざけているのかと勘違いしたいくらいだったが、脳梗塞が発症して救急車で脳神経外科に入院されたが、その入院中のことは何も覚えていないとのこと。そしてリハビリ病院でのリハビリに努めたが、患者さんが皆明るく、その明るさに大きく励まされたそうだ。
お仕事はトラックに乗られていたが、最近の交通事故のニュースを見るたびに家で発症してつくづくよかったと。今自分の足で歩けるようになったことだし、こうやって発表に立つのもリハビリの一環だと考えているとか。そのような説明がないと病気のことに気づかないほどの回復に、言葉よりその姿勢にとても大きな感動をいただいた。

 講評
合計約2時間の発表を、所長がすべてこと細かに評された。いや、私だったら絶対無理だなと思う。集中してすべてをメモしても難しい。しかも講評は単語のメモ程度をちらっと目をやりながらぺらぺらと話されるのだからまた感服した。

それにしても、6人の発表者から、たくさんの人生があることをまた体感した。皆さんに感謝です。 

  

南京たますだれ
      

写真展のご案内その3(明石公園パークギャラリー)

$
0
0
 小父さんの作品
題   「波 紋」      



 期間 2017年1月26日(木)~2月1日(水)16時
 場所  明石公園パークギャラリー

      
  

 小父さんの絵などが小中高を通じて掲示されたことって5回あるかなしだと思うが、
去年の4月から写真教室に入ってなんと公の展示が3回目だ!
小父さんは超初心者だか会員18名全員の作品が展示されるから
恥ずかしいやら、嬉しいやら・・・。でもだいぶずうずうしくなってきた!
今朝も9時半から掲示作業に行ってきた。でも、やっぱり楽しいものだ。

 1回目 7月21日 JR大久保駅コンコース

 2回目 10月9日 コミュニセンターまつり














 

「一度も植民地になったことがない日本」 デュラン・れい子より (再掲)

$
0
0
 
 この10日間くらい、コミュニティセンターにある文庫の本のリスト作りを手伝っていた。そうしたら表題の「一度も植民地になったことがない日本」 デュラン・れい子 という文字に出会った。ん?どこかで聞いたような・・・と思って自分のブログを検索したら2007年11月09日に載せているではないか!そして本棚をみるとちゃんと講談社新書もあった。嬉しかったな~。

 ブログってこんなことにも役立つんだ。そしてとても面白い。いや、このような視点から歴史をみていくとわかりやすいね。デュラン・れい子さんのホームページはこちらですデュラン・れい子 Official HP

   

 第3章 日本は「世界の孤児」として生きよう

 日本の自然はヨーロッパや中東に比べて、とてもやさしい。やさしい自然からは、やさしく思いやりのある神様が生まれるのかもしれない。一方で、イスラム教もキリスト教も、砂漠の厳しい自然の中から生まれた一神教であり、このことを思えば、今のアメリカ対イラクの激しい攻防も、さりありなんと思えてくるから興味深い。

 プラハやウイーンなど中欧の人々が、よく「中欧の誇り」を口にするのと同様、私は誇りを持って日本のよさをヨーロッパの人たちに語りたい。フランスで会った流暢な英語を話すマレーシアの教授は、私が握手の手を差し出したのに、「私たちマレーシア人は、他人の体に触れることは宗教上しませんので」と言って合掌された。これが正しいのだ。

 ヨーロッパへ旅行する方も、ぜひ日本のことを進んで話していただきたい。自分の国を自慢するのは、ヨーロッパの人々にとって極めてあたりまえなのだから。

(なぜアラスカを買わなかったのか)
 結婚以来、我が旦那様は、日本について興味を持ちはじめ、彼なりの主張をはじめた。それは1970年後半、ちょうど日本のカメラや自動車がヨーロッパに流れ込みはじめたころのこと。まだまだヨーロッパの人々の日本に対する関心は低く、日本が今のような経済大国になるなど想像する人はいなかったと思う。

 彼の主張は、そのころから今日までガンとして変わっていない。
「日本は大きな失敗を2つしたと思うね。1つは220年もの長い間、鎖国をしたこと。もう1つは、アラスカを買わなかったことだよ」

 鎖国は私にも理解できたが、アラスカを買わなかった云々は初耳であった。「まさか!そんなこと日本ができたの?」「もちろん。だってアメリカがアラスカを買ったことはお前も知っているだろう?」

 そう言えば、学校時代に習ったなあ。では、そのときロシアは日本にも声をかけたのか。日本で聞いた覚えはまったくなかったので、帰国したときに、子供の頃からの恩師である大山先生にたずねると、「そういえば私が子供のころ、大人たちがそんなことを話していたなぁ」とのこと。先生のお年から数えると昭和の初めごろか?

 夫は考えこんで、ポツンと言う。「なぜあのとき、日本はアラスカを買わなかったんだろう?」「もちろん、遠かったせいよ。それに寒いし、お金がなかったのかもしれないし、資源があるとは考えなかったのかもしれないわ」

 私の答えは満足いくものではなかったらしい。しばらく考えるふうだった。「日本は小さな島で人口が多いのに、なぜ国のトップは広い土地を手に入れようと考えなかったのかね。まったく不思議だ」

 隣国ドイツから土地を買って国を造ってきたオランダの、港湾エンジニアである彼らしい意見だと私は納得する。

 私の夫はオーストラリアの首都ウィーンで生まれ、チェコの首都プラハで育ち、高校時代からスエーデンの首都ストックホルムへ移った。ロシアに苦しめられたチェコのことなどよく知っている。反ロシアの感情の強かったフィンランドでは、日露戦争でロシアをやっつけたとして人気のある東郷元帥の名をつけた「トーゴー・ビール」さえ売り出されたという。ロシアをよく思わない国々には、極東で力をつけてきた日本への期待があったのだろうか。

 外交史上の事実はなくても、こういう一種の噂が、それぞれの国々の一般の人々の希望や思惑や野望をからめて、中欧や北欧のフィンランドまで流れたと考えるのも面白い。

 鎖国について夫はこう意見を述べる。「220年の鎖国で日本は世界から取り残されたじゃないか。せっかくポルトガルやスペインの宣教師を迎えて世界を知りはじめたのに、なんて残念なことをしたんだろう」私は反対する。「でも鎖国があったから、日本独特の文化ができたのよ。芸術だけじゃなく数学だって和算というものができたし、決してヨーロッパに遅れていなかったわ。それは日本がほかの国の影響を受けないで220年やってきたからだと思う。鎖国があったから、今の日本があると思います。鎖国、サンセーィ!」     

(講談社新書より抜粋)

   

デュラン・れい子 (デュラン・れいこ、1942年 - )は、日本の女性作家、エッセイスト。東京生まれ。 文化学院美術科卒。グラフィック・デザイナーからコピーライターに転向。当時珍しかった女性コピーライターとして博報堂で活躍、受賞多数。
1976年、スウェーデン人と結婚。スウェーデン、オランダ、ブラジルに住む。
1977年、英国国際版画ビエンナーレでの銅賞受賞を機に、現代美術のアーチストとして活躍するかたわら、欧米の芸術家を日本へ紹介する仕事を開始。
2002年、ひとり南仏プロヴァンスに住み、本を書きはじめる。2007年の処女作『一度も植民地になったことがない日本』(講談社+α新書)が20万部を超えるベストセラーとなり、エッセイストとしてのデビューを果たす。65歳であった。
その後、前向きに活動を続け、2012年4月、第11作めを刊行。日本とフランスを行き来する生活をしていたが、現在は母親の介護のため、日本にいる時間が長くなっているという。~wiki

海辺 1月28日

$
0
0
  
  いつも行く「浜の散歩道沿いの松江公園」に行ってみた。写真が好きな方は海が大荒れの時に行くとサーフィン族も繰り出して面白いのだとか!先輩からは写真は朝は10時まで、昼からは16時以降に行かなければとアドバイイスを受けていたが、今日は15時過ぎからと少し早め!カメラ購入時に編集ソフトが付いていて、それでいろいろ加工できることが今頃分かってちょっと楽しくなってきた。
 
  

    











 

特別展 古代ギリシャ ほか

$
0
0
 
 ギリシャ展のことはずっと頭にあったんだが、実は下の春節祭を撮ろうと思って出掛けたんだった。ところがところが人出が多くて全く撮れない。それで春節祭会場→大丸神戸店→ギリシャ展→春節祭→大丸神戸店とうろうろに終わった。

 ギリシャ展は真面目に見たのかな~?ただ紀元前7000年から古代ギリシャがはじまったなんて読んでいたら小父さんの生涯なんてちっぽけな時間なんだな~と感じる。クレタ島からはじまった文化がパルテノン神殿の建設や古代オリンピックに繋がり、アレクサンドロス大王の登場などなどそのアウトラインに接することができた。文字にしろ絵画や鎧に葡萄酒入れ、金の装飾品までが太古の昔から使われていたとしたら文明って早々進歩していないような気もする。さ~て、325件に及ぶ古代ギリシャの貴重な作品の内50件くらいはしっかり観たかな~?(笑) 

  

     
《スペドス型女性像》前2800~前2300年       《漁夫のフレスコ画》 前17世紀 
   
  
《円形飾り板》 前16世紀後半     《コレ―像》 前530年頃

  
《オストラコン(陶片)》前472年  《赤像式パナテナイア小型アンフォラボクシング》500年頃


  
《アレクサンドロス頭部》前340~前330年   《アルテミス像》 前100年頃

詳しくはこちら  古代ギリシャ ―時空を超えた旅―




神戸 南京町 長安門

  


南京町 龍獅団  
  
説明を読んだらこの中華店の階段を上がって舞をしてご祝儀をもらいに行っているところのようだ。 

トランプ大統領に驚かないローマ1000年の歴史観 / ヤマザキマリさんに聞く(毎日新聞)

$
0
0
 
  毎日新聞さん、御免なさい。又、すっかり転載させていただきました。

 トランプ大統領の言動、毎回トップニュースのようですが、今日も相当ヒートアップしてきました。

 私も、かなりの時間、その評論や記事も見ていますが、このヤマザキマリさんのコラムはとても興味深いです。誰かも言ってましたが、過剰反応なのかも知れません!こんなことが大統領2期8年も続くわけありませんね。長い歴史のスパンから言ったらひと時の問題でしょうし、そうあって欲しいものです。

 そうそう、イタリアにはベルルスコーニという資産家でスキャンダラスな閣僚評議会議長も居ましたね。

 
   

トランプ大統領に驚かないローマ1000年の歴史観 / ヤマザキマリさんに聞く(1)

 アメリカでトランプ大統領が誕生。欧州ではイギリスが欧州連合(EU)離脱を宣言し、欧州統合にもほころびが見える。「テルマエ・ロマエ」で知られ長くイタリアに住む漫画家のヤマザキマリさんに、イタリアから見るトランプ政権、欧州統合の行方を聞いた。【聞き手は経済プレミア編集部、平野純一】

 ──アメリカでトランプ大統領が誕生しました。どのような感想を持ちましたか。

 ◆ヤマザキマリさん イタリアに長く住んでいる私の視点からすると、あまり驚かなかったというのが正直な感想です。確かに歴代のアメリカ大統領の中では異質で過激な人物かもしれませんが、イタリア人はトランプ氏をものすごく冷静に見ていると思います。この事態に情動的に動いても仕方ない、という感じでしょうか。

      
 イタリア人は、古代ローマ帝国の1000年の歴史、その後のベネチア共和国の1000年の歴史を持っています。この二つの1000年の歴史の中で、人間がやれること、やるべきことはすべてやってきたという感覚をたいていの人々は持っています。

 歴史の中で共和政も帝政も王政もすべて経験して、良い為政者も悪い為政者も、政策の成功も失敗もすべて見てきました。だから、少しくらい変な人が出てきても驚かないのです。

 昨年11月8日の大統領選の開票を、私はイタリア人十数人と一緒にご飯を食べながらテレビで見ていましたが、みんなで「まあトランプが大統領になったとしても、たかだか4年だし、それまでに飽きて辞めちゃうかもね」などという話をしました。

イタリア人は簡単に政治家を信用しない

 ──長い歴史を知れば、物事を達観して見られるということですか。

 ◆わたしの周りのイタリア人の会話の中には、ローマ帝国の皇帝の話が普通に出てきます。皇帝にも当然さまざまなタイプがいて、賢帝もいれば、ひどい皇帝もいました。「この政治家は皇帝ティベリウス(第2代皇帝、紀元前42年~紀元37年)を想起させるね」とか、「暴君ネロ(第5代皇帝、紀元37~68)も最初は民衆にも支持されるいいヤツだった」という会話がなされるのです。

      

 アメリカでは、新しい大統領が選ばれると市民は「あなたが私たちの生活を良くしてくれます。あなたを信じています!」などと言って「信じる美徳」があるように思います。アメリカのポピュリズムとはそういうものなのでしょう。白人の低・中間層がこれまで不遇だったので不満が爆発して、この状況を変えてくれる人がトランプ氏というストーリーなのでしょうか。

 しかしイタリアでは信頼は美徳ではありません。信頼とはむしろなまけ者がすることで、知性や教養を持つ人は為政者を疑ってかかります。それは知識階級のある意味で義務的なものとして、そういう行動をすべきだという感覚があります。だからイタリア人から見れば、「そう簡単に社会が変わりますかね」という冷めた見方になるわけです。

オバマ大統領の限界も感じていた

 ──簡単には信用しないぞという感覚が染みついているわけですね。

 ◆そこが歴史の長い国と短い国の違いかもしれません。歴史の中には「サンプルになる人間」がたくさんいるので、そういう人が時空を超えて、常に現代の我々の頭に出てきます。だからトランプ氏のような人が出てきても驚きません。こういう人が出てきたら、結果はどうだったというおおよその検証ができているからです。

      

 逆に、8年前にオバマ大統領が出てきた時も、ローマ帝国に例えれば「彼は属州出身のトラヤヌス帝(ローマ出身でない初の皇帝、紀元53~117年)かな」という話をしました。その意味は「非常に知的な人がリーダーになったけれども限界もあるよね」ということです。

 イタリアでは、政治に関して討論するテレビ番組が多いですが、今回も当然ながらトランプ氏に賛成の人、反対の人の双方の専門家がさまざまな議論を交わしています。トランプ大統領の政策のメリットとデメリットを盛んに話すのですが、それを見ながら家族で話していても、どれか一つの意見をうのみにすることはないし、討論も極めて冷静に見ている感があります。

イタリア人は政治の話が大好き

 ──イタリア人は政治にあまり期待していないと……?

 ◆我々はつい最近ですが、ベルルスコーニ首相を経験しています。彼も資産家でポピュリストの面があり、トランプ氏とよく似ていると言われます。前述したアメリカ大統領選の開票時も、「我々はベルルスコーニを経験しているから、トランプ氏が大統領でも動じないね」という話をしました。

 私の周りには、ベルルスコーニという人物を好きではない人間が多いのですが、しかし実際にはベルルスコーニ氏はかなり長い間支持されていました。「どうして?」と思いますが、これがまた政治というものです。

 イタリア人は政治の話は大好きで、若者からお年寄りまで、普通の会話の中で政治の話が当たり前に出てきます。イタリアと日本を往復する生活をしていると、日本の日常ではイタリアに比べてかなり政治の話が少ないように思います。これはあまり褒められたことではないですね。


<次回「移民に優しい国イタリアは欧州分断の波に乗るのか」>

略歴
ヤマザキマリ / 漫画家

 1967年東京都生まれ。フィレンツェ・アカデミア美術学校で絵画を学ぶ。96年にイタリアでの暮らしをつづったエッセーマンガでデビュー。現在はイタリア北部パドバ市在住。映画にもなった「テルマエ・ロマエ」は「2010年度マンガ大賞2010」「第14回手塚治虫文化賞短編賞」を受賞、累計部数は900万部。2016年度文部省芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。現在は月刊誌「新潮45」に「プリニウス」(とり・みきさんと共著)などを連載中。

      
Viewing all 4329 articles
Browse latest View live