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Channel: 小父さんから
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映画 『地下鉄(メトロ)に乗って』 2006年

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 BSTBSの録画から『地下鉄(メトロ)に乗って』を観た。この映画は劇場で観て、テレビでも過去に一度観ていたが、名作だなあとつくづく思った。何回かホロリと来る。原作者、浅田次郎さんもヒッチコックのごとくカフェの遠景でコーヒーを飲んでいた。氏の映画をこのブログで検索したら『オリヲン座からの招待状』、 『椿山課長の七日間』があった。前者も劇場に出掛けたが夢があったな。日中共同制作でテレビドラマで田中裕子が西太后を演じた 『蒼穹の昴』(そうきゅうのすばる)は強烈な印象だった。 



 小説では『鉄道員 ぽっぽや』『終わらざる夏(上)(下)』という長編の重たいものを読んで、ふと手にとった『ハッピー・リタイアメント』の軽いこと軽いこと、浅田次郎さんにとってこの小説は遊びじゃーないかという印象だった。いや、幅広い世界を書く人だね。

 

 この映画の何が良かったかって、小沼佐吉 / アムール役の大沢たかおがとても印象づけられていた。軽部みち子役の岡本綾も女っぽいね〜。もちろん、長谷部真次役の堤真一は大活躍なんだが、小父さんにとっては彼の『ALWAYS 三丁目の夕日』の印象が強過ぎるんだね。Wikiを観ていて今知ったんだが、このストリーでミュージカルが上演され、『もういちど地下鉄に乗って』というタイトルでテレビドラマ化もされていたんだ!





 はじめと終わりをかざる野平啓吾(先生)役の田中泯に劇場では見入ってしまったものだ。今日も良かったね〜。

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