憂楽帳:つらい夏休み 「家庭で子育てについて考え直すための期間なのかも」 毎日jp

写真は上下共、ブログ　sorarium　さんからお借りした　　　　

　　　

憂楽帳:つらい夏休み

毎日新聞　2013年07月31日　中部夕刊

　「夜、寝苦しい」「通勤するだけで大汗をかく」「蚊に刺される」など、夏にはうっとうしいことがいろいろあるが「子供が昼間に家にいる」というのもその一つだ。

　夜勤の翌日に遅く起きると、我が家の小学６年男子が何かを飲み食いしながら、だらけた態度でテレビを見ていた。日ごろ学校でもピシッとしているとは思えないが、見ずに済んでいるので腹も立たない。目の前でだらだらされると注意せざるを得ず、それでも言うことを聞かないので大声を出し、暑さも相まってイライラが募る。

　　　

　ずっと家にいる主婦は大変だろう。部屋で遊んで散らかす、どこかへ連れて行けとうるさい、昼ごはんを食べさせなければならない、こんなに大変なのに夫は仕事で頼れない−−。「夏休みなんてなければいいのに」と思っているお母さんも多いのではないか。

　何でも学校任せにしがちだが、子供のしつけは本来、親の役割だ。長い夏休みは、先生方に少しゆっくりしてもらい、家庭で子育てについて考え直すための期間なのかも。【長沢英次】




　長沢英次さんのコラムを読んでふ〜ん、そんな人も居るのかっていう印象だ。ブログともだちのreeさんのところでも夏休みに忙しそうだけど楽しそうだし、小父さんも息子が小1の時、仕事がむちゃくちゃ忙しかったが、初めてキャンプに連れて行き、飯盒炊さんをやらせたことがとても嬉しかったことを覚えている。

　もっとも夜勤あけなんて数えるほどしかなかったが、子供が浮き浮きする夏休みって楽しい思い出の方が多い気がする。

　但し、親の躾って大きな責任はあると思うな。子供のいろんな本も開いてみたが、男の子がオチンチンを出した石原慎太郎氏の「スパルタ教育 強い子どもに育てる本」はけっこう好きだったが、息子も幼児の頃からその絵をよく眺めていた。

　　　

　あれっ、と思ったのは結婚する時、「家はスパルタ教育だから・・・」と嫁さんに説明していたことだ。一人息子だし、かなり甘く、大切に育ててきたのに自分でスパルタ教育を受けたと思っているのか！まあ、いいやと思ったものだが、どうも話を聞いているとよその家よりは煩い親父のような気もする（笑）。よその親父さんも低年齢の時に大いにびしびしやろう！