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記事/女の気持ち:頑張れ!理系女子 大分県津久見市・宇都宮日登美(55歳)

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写真は意外と知られていない「理系女子」の生態からお借りした  

   
  

 毎日新聞 2013年06月24日西部朝刊


 自分の学んできたことを生かせる職業に就きたいと、大学院で学んでいるわが家の娘は、ただいま就活の真っ最中。私の時代遅れの頭ではついていけない情報化社会のただ中で、パソコンやスマホを駆使して頑張っている。

 しかし、結果はついてこない。内々定を受けた人たちの情報を耳にし、心穏やかでない様子だ。そんな彼女に「頑張れ」と心の中で声をかけ、資金援助するくらいしか今の私たち夫婦にできることはない。

 面接を受けた企業から、他の企業で頑張られることを祈るという知らせを受けた後、理系女子院生は採らないんだよとの情報が入った。何たる理不尽。

 男女雇用機会均等法があるため募集に制限はかけられないとはいえ、それならエントリーシートの時点で落とすべきだろう。内定の期待を胸に大切な時間を浪費したうえ、地方都市からの旅費負担も大きいのに。

 中小企業にとって出産、育児というのが負担なのか、それとも女子の能力の高さに恐れをなしたのか。母親から生まれて来る時はみんな平等に愛を受けてきたはずなのに……。男社会の弊害はまだまだ根強く残っている。

 真面目でコツコツがとりえの自慢の娘。あなたの良さを分かってくれる企業が必ずあるはず。

 頑張れ娘!

 頑張れ理系女子!

 初夏の風に乗って吉報よ届け!




 理系は院卒の時代が来ているというのに。宇都宮さんが、書かれているように「女子の能力の高さに恐れをなしたのか」なんてこともないと思うのだが、エントリーシート(こんな言葉自体を知らないが)で落とすべきですよね。

 企業側にとっては、院卒の女性は絶対得すると思うのだが、理屈ばかり言って仕事をしないとでも思っているのだろうか?

 しかし利潤を追求する営利企業と学問の世界の隔たりには、この就活中のお譲さんも戸惑う気はすると思います。小父さんも商売と縁遠い世界に身を置きたいと思ったことはありましたもん。

 宇都宮日登美さんのお気持ちは、よく分かりますよ。今からの若い人達は就活にも、働き続けるのにも、婚活にも年金にもずっとずっと大変な気がします。理系女子こそ金の卵だと私は思うんですがね・・・。

   


    


メモ:万歩計 11,357歩、歩行距離 5.1km、消費カロリー 378kcal、燃焼脂肪量 24.5g

 階段の登り下り2,600段も入れてウォーキング三日目、やっとリズムが出て来た。男の子が放牧の馬に「ハロー、ハロー」と叫んでいたのですれ違う時、「今日は」というとサングラスのお父さんからも「今日は」って帰ってきたのだが、後で二人が英会話しているのを聞いて納得!(笑)。アタックまで後、1週間、頑張らなくっては。


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