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写真記事/「へいわってすてきだね」詩朗読の安里有生君、島の日常「平和感じる」 SankeiPhoto

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沖縄全戦没者追悼式で、平和の詩を朗読する安里有生君 =23日午後、沖縄県糸満市の平和祈念公園


     


「へいわってすてきだね」
  沖縄県与那国町立久部良小1年、安里有生君(6)

へいわってなにかな。
ぼくは、かんがえたよ。
おともだちとなかよし。
かぞくが、げんき。
えがおであそぶ。
ねこがわらう。
おなかがいっぱい。
やぎがのんびりあるいてる。
けんかしてもすぐなかなおり。
ちょうめいそうがたくさんはえ、
よなぐにうまが、ヒヒーンとなく。
みなとには、フェリーがとまっていて、
うみには、かめやかじきがおよいでる。
やさしいこころがにじになる。
へいわっていいね。へいわってうれしいね。
みんなのこころから、
へいわがうまれるんだね。

せんそうは、おそろしい
「ドドーン、ドカーン。」
ばくだんがおちてくるこわいおと。
おなかがすいて、くるしむこども。
かぞくがしんでしまってなくひとたち。

ああ、ぼくは、へいわなときにうまれてよかったよ。
このへいわが、ずっとつづいてほしい。
みんなのえがおがずっと、つづいてほしい。

へいわなかぞく、
へいわながっこう、
へいわなよなぐにじま、
へいわなおきなわ、
へいわなせかい、
へいわってすてきだね。

これからも、ずっとへいわがつづくように
ぼくも、ぼくのできることからがんばるよ。

(原文のまま)   

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2013.06.23 SankeiPhoto日本最西端の沖縄県・与那国島で暮らす小学1年、安里有生君(6)は、23日の沖縄全戦没者追悼式で朗読した平和の詩「へいわってすてきだね」に、悠然と時が流れる島の日常をつづった。家族や友達の笑顔に、島内をゆっくり歩く動物たち。「今、普通に生きていることが平和と感じる」と話す。

 有生君は今年春に入学した与那国町立久部良小(児童32人)の道徳の授業で沖縄戦や平和について学び、詩を書いた。「よなぐにうまが、ヒヒーンとなく」。大好きな動物の描写で平和を表現する一方、飢餓に苦しむ子どもや家族を失った人々に触れ、戦争の悲惨さを表した。

 詩を選考した仲地千佳審査委員長(浦添市立神森小教諭)は「鮮やかに与那国島の自然や人々の表情が浮かんだ。自分の言葉で素直に表現することで、家族や友達に対する愛情、平和への願いがまっすぐに伝わった」と評した。詩の選考は毎年実施され、今年は小中高校から1690点の応募があり、有生君が最優秀賞に選ばれた。





  安里有生君、とっても良かったよ。小父さんも感動しました。日本人みんなで「へいわ」を作ろうね。小父さんも約束します。



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