ブーリン家の姉妹 ストーリー
「ブーリン家の姉妹」のあらすじです。
16世紀、イングランド国王ヘンリー8世には(エリック・バナ)には、男子の世継ぎがなかった。
新興貴族のトーマス・ブーリン卿(マーク・ライアンス)は、聡明で美しい長女のアンを愛人にさせようと目論むが、王の目に留まったのは、結婚したばかりのアンの妹のメアリーだった。
清純で心優しいメアリーが、王の心を捉えたのだった。
やがて彼を愛し、メアリーは王の子を身籠る。
それゆえに姉の憎しみを受ける運命を嘆き続けるメアリー。
一方、人妻でありながら王の関心を得た妹メアリーに栄誉を奪われたアンは、フランスに追放される。
しかし、やがて呼び戻され、戻ってきたアンは、王妃の座を狙って策略を巡らす。
そして、一族の企みが、二人の絆を次第に非情な対立へと発展していく。
姉妹の絆か、王妃の地位か。王室の奥深く、女の園で繰り広げられる熾烈で華麗なバトル。
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ブーリン家の姉妹とは?
ブーリン家の姉妹の紹介。
16世紀のイギリスの宮廷を舞台に繰り広げられる愛想劇。
世界を変えた、美しくも哀しい運命の恋の物語。
後の英国黄金時代を築くエリザベス一世の母となるアン・ブーリンとその妹メアリーの王の寵愛を巡る確執を描く歴史劇。
脚本は「クィーン」のピーター・モーガン。
演じるのは、姉にナタリー・ポートマン、妹にスカーレット・ヨハンソン。
ハリウッド若手トップ女優の二人。
美貌の優等生女優だが色気がないナタリーに対し、不思議な色気の持ち主のスカーレットという夢のような共演が実現しました。
イングランドの歴史を変え、ヨーロッパから世界へと影響を与えた結婚の陰に隠された2人の姉妹の秘話を描いた作品。
歴史的にはヘンリー8世とアン・ブーリンの関係が有名ですが、その2人の関係でなく、王の寵愛を巡る姉妹に焦点を当てた作品です。 オフィシャルサイト から
なんだか面白そうなので観ていたら、王はヘンリー8世じゃーないか!番組欄の見ま違いでヘンリー6世くらいに思っていた(笑)。そして描かれている主たるテーマが姉妹の愛憎劇だったのでまた驚き。日本でも信長 秀吉 家康の時代は女を嫁がせることで勢力を拡大していくが、全く同じ仕組みのイングランド版。そこで姉妹がライバルになるのだから強烈なインパクト!。
現代では北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)なんかが大っぴらに側室をたくさん持っていたようだが、ヘンリー8世も全くそんな世界に君臨していたんだろう。英国王室の恋物語の映画版はどれもこれもその部分を強く描いているのでいつも観ている方がたじろいでしまう。
英王室の歴史と比べるとチャールズ皇太子の恋なんて軽いんじゃーないかな。断っておくがダイアナ妃には同情している。ウイリアム王子さんも大人しく成長すればいいんだけれど・・・。「ブーリン家の姉妹」はけっこうショッキングな映画だ。
スカーレット・ヨハンソンの映画 「 私がクマにキレた理由」(The Nanny Diaries)はコミカルなものだったけど ナタリー・ポートマンの「Vフォー・ヴェンデッタ」(V for Vendetta )も強烈な印象が残ったな。持っているビデオではアカデミー賞の主演女優賞をとった 「ブラック・スワン」(Black Swan)も重そうな感じなのでなかなか観ようと思わない。