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「紅茶に塩入れる?入れない?」 英米で議論沸騰、因縁深く / 毎日新聞

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「紅茶に塩」論争を伝える2024年1月25日付の英紙ガーディアン=2024年1月29日、篠田航一撮影

毎日新聞 2024/1/30 09:31

 「紅茶に塩を入れるとおいしくなる」と主張する米国の化学者の説に対し、「1日1億杯を消費する」(英BBC放送)とされる紅茶大国・英国が反発し、議論が沸騰している。

 騒動の発端は、1月下旬に出版された米ブリンマー大のミシェル・フランクル教授の著書。紅茶に一つまみの塩を加えれば「苦み」を減らせると主張した。これが英国で話題になり、英紙デーリー・メール(電子版)のコメント欄には「気持ち悪い」「米国人のアドバイスはいらない」といった投稿が殺到した。

 ロンドンの在英米国大使館は1月24日、この論争を機に米英関係が「苦境に陥っている」とX(ツイッター)で懸念を示し、「英国の国民的飲料に塩を入れるという想像を絶する考えは、米国の公式見解ではない」と釈明した。

 英国で1日1億杯が飲まれるとされる「国民的飲料」の紅茶=英ロンドンで2024年1月29日、篠田航一撮影

 だが、同大使館では「電子レンジで紅茶を温めている」とも説明。これに英内閣府が「やかんを使わないと紅茶ではない」と反論コメントを出すなど、ユーモアを交えた応酬が続いている。


左はボストン茶会事件を描いた版画~ウイキペディアから 

 紅茶を巡る米英の因縁は深い。1773年には、当時英国の植民地だった米国の東部ボストンで、市民が英国船に積まれた紅茶を海に投げ捨てる「ボストン茶会事件」が発生。その後の米独立戦争につながった歴史がある。

 フランクル氏は英メディアに「偏見を持たずに塩を入れてみて」と主張。この飲み方は8世紀の中国の文献にも記載があり、特に新しい考えではないという。【ロンドン篠田航一】


 はっはっは、では「苦み」が減らせるかどうか、一度、一つまみの塩を入れて飲んでみよう。「ボストン茶会事件」なんて初めて聞いたがウイキペデイアを開くととても読み切れないほどの歴史が掲載されている。イギリス領の13植民地との(アメリカ独立)戦争のことも斜め読みした。

 なんだか、どうでも良さそうな話だが、今の日本や世界では、こんな話題の方が貴重なのじゃいかな~?

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