映画『椿三十郎』黒澤明監督　1962年　/　NHK　BS

左から椿三十郎役の三船敏郎、9人の若侍の内の加山雄三、田中邦衛

　最近、黒澤監督の『用心棒』も観たが、この作品の方がより楽しかった。なんでも娯楽映画として興行的に大ヒットした『用心棒』の続編を東宝から依頼されて製作されたのだとか。

　そういう私も2007年に森田芳光監督のリメイク版織田裕二主演の『椿三十郎』を劇場で観て、黒澤明監督の三船敏郎も観なければと思い立ってTSUTAYAに走り、探しに探したら、VHSテープ版を見出だし楽しんだのであります(笑)。私はすぐにストーリーを忘れるので繰り返し楽しめるのだが、自分のブログをチッェクしたら2017年には黒澤・三船版を、2021年には森田監督・織田裕二版もテレビを観て又、投稿していた。私は椿三十郎の頭脳と飛び抜けた刀さばきに大谷翔平みたいだと思ったね(笑)


さて室戸半兵衛 役の仲代達矢（右）と椿三十郎の対決やいかに？

　そしていつものようにYou Tubeを検索したら、なんと1時間34分57秒の作品全編（下）まであるではないか！そうそう、三船は名を聞かれ外を眺めて椿の花を見出し「椿三十郎」と名乗るのだが、前作品の『用心棒』では、同じく浪人（三船敏郎）は窓の外の桑畑を眺め「桑畑三十郎」と答えていたね(笑)


黒澤明監督 「椿三十郎」 三船敏郎