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栄えある「やぶ医者大賞」に佐賀と福井の医師2人 兵庫・養父市 / 毎日新聞

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兵庫県養父市

毎日新聞 2023/7/6 15:05(最終更新 7/6 15:21)

 兵庫県養父市が全国の過疎地で活躍する医師をたたえる第10回「やぶ医者大賞」に、佐賀県唐津市の医療法人慈孝会七山診療所長の医師、阿部智介さん(43)と、福井県高浜町のたかはま地域イノベーションセンター長の医師、井階友貴さん(42)が選ばれた。

 7道県から8人の応募があり、審査委員長の枚田一広・養父市医師会長、西村正樹・公立八鹿病院長ら8人でつくる審査会で1日、決まった。




第10回やぶ医者大賞を受賞した阿部智介さん=兵庫県養父市提供

 阿部さんは、医師不在だった佐賀県旧七山村(現唐津市)に開設された父親の診療所を2012年に引き継いだ。高齢者世帯の増加、交通網の縮小に対して訪問診療、巡回診療などで地域を支える。診療所、歯科診療所、調剤薬局を市役所支所に移転集約させたほか、高齢者の自立した生活のための予防啓発に力を注ぎ、歯科医師、保健師と共に集落を巡回。近年は他地域の在宅医療、介護体制づくりにも携わる。





第10回やぶ医者大賞を受賞した井階友貴さん=兵庫県養父市提供

 丹波篠山市出身の井階さんは、住民もまちも健やかに存続できる「まちづくり系医師」として、町の和田診療所を拠点に活動。地域医療の主役に住民を据え、住民による地域医療サポーターの会を09年に設けて支援。課題解決のための自由参加型住民会議も開くなど住民同士のつながり作りに励む。センターは福井大学、病院、町が22年に開設。福井大学医学部地域プライマリケア講座教授も務める。




 やぶ医者大賞は、若手医師の育成、地域医療の発展などを目的に、全国の過疎地などで活躍する50歳以下の医師や歯科医を表彰する制度。養父市が文献に基づいて「やぶ医者」の由来を「養父(やぶ)にいた名医」という説を唱えて、14年に創設した。

 表彰式、講演会は11月11日、養父市立ビバホールで開催予定。【浜本年弘】


  何なに~?やぶ医者を皮肉で表彰するのか?と思ったたら兵庫県養父市(やぶし)での表彰だったのか!ちなみに、養父市のHPを覗いたら「『養父(やぶ)の名医』からニセ者の名医=籔医者のという言葉が出来た」という動画が載っていた。またひとつ賢くなったな~(笑)。阿部智介さん、井階友貴さんおめでとうございます。


籔医者と養父の名医の話

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