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映画『キネマの神様』2021年公開 / レンタルDVD

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あらすじ(現代パートから抜粋)~ウイキペディア
 円山歩(寺島しのぶ)は勤務先で父の借金返済を迫る電話を受ける。その父、円山郷直(ゴウ)(沢田研二)は、競馬と酒に溺れる毎日で歩や母の円山淑子(宮本信子)も知らないところで借金を重ねていた。歩は自分の持ち金で借金取りを追い払った。

 歩と淑子はギャンブル依存症の相談会の教えに従ってゴウのキャッシュカードを取り上げ、競馬を禁止した。行く当てのないゴウは、淑子がパートで勤める映画館「テアトル銀幕」に出かけ、顔なじみの館主・寺林新太郎(テラシン)(小林稔侍)から今度リバイバル上映する映画のフィルムチェック試写に誘われる。映画のヒロイン・桂園子(北川景子)の目元がアップになる場面で、あの瞳には自分が映っているとゴウは話す。

  

昨日TSUTAYAからレンタル期間が3日過ぎていると連絡があったので、20(日)までのレンタルのつもりだったので慌てて昨日と今日の2回観た。高校時代だったか?福岡での映画館では指定席もなく観客の入れ替えもなかったので、ほとんどの映画は上映の途中から入場してその上映が終わって次の上映でやっと前後のストーリーが繋がり、その上映の終わりまで観て「楽しかった」となるのが普通だったが、この作品も現在の円山郷直(ゴウ)(沢田研二)と50年前の円山郷直(ゴウ)(菅田将暉)に行ったり来たりなので2度観ることによって昔みたいに全体がやっと掴めた(笑)。名優揃いの映画を愛する人たちの作品だと思う。顔と名前だけは知っていたが、今大河ドラマに出ている源義経役の菅田将暉にも目が行っていたけど、若き日の円山郷直(ゴウ)助監督役もなかなかいい(気がつくのが遅かったのかな?)。  山田洋次監督の細やかな作りが随所に見られ、沢田研二氏の演技からも、志村けんさんのことが自然と偲ばれるとてもいい作品だ。終わりかけのお祝いの宴会では沢田研二が唄う東村山音頭まで出てきたよ。 

 

沢田研二×菅田将暉『キネマの神様』志村けんさん急逝の困難を乗り越えた映画製作の軌跡 野田洋次郎がナレーション


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