横綱が休場だと大相撲は面白い！

炎鵬（左）が送り出しで竜電を破る＝東京・両国国技館で2020年9月17日、長谷川直亮撮影　　

毎日新聞　2020年9月17日 19時48分

大相撲秋場所5日目は17日、東京・両国国技館で行われ、前頭9枚目の炎鵬（25）＝宮城野部屋＝が、竜電（29）＝高田川部屋＝を破り、初白星を挙げた。回り込んで、もぐって、脚も取る。幕内最小兵の炎鵬が、「らしさ」を前面に出し、5日目にしてようやく初白星。「もう、良かったです。やっと勝てた」と、安堵（あんど）感を隠さなかった。身長で21センチ、体重で56キロ上回る竜電を、立ち合いで右に動いて体勢を崩した。一気の寄りはこらえられたが、今度は右膝を抱えつつ、素早く回り込む。終始、動いて翻弄（ほんろう）し続け、最後は背後を取って送り出した。

多彩な技で大柄力士を倒し、人気を誇ったが、取り口を研究されて直近2場所は負け越し。今場所も「弱気になっていた」と、4連敗を喫した。「ここで腐って、逃げたらだめだ」と気持ちを奮い立たせたこの日は、「何でもするつもりで土俵に上がった」。がむしゃらな姿勢を取り戻し、初日をつかんだ。
「ちょっとだけ、前に踏み出せた。明日も力を出し切る」と炎鵬。残り10日間での反転攻勢を誓った。【真下信幸】

　　

　令和二年大相撲秋場所五日目【炎鵬】攻めて、攻めて、攻めて初日‼️
　


５日目、注目の取組！隠岐の海－遠藤　令和2年九月場所＜５日目＞


　　
小父さんは相撲にも詳しいわけではないんだが、横綱、白鵬が絶好調の場所なんかまったく興味が沸かないのに、白鵬、鶴竜が休場している今場所は誰が勝っても誰が負けてもついつい見入ってしまう。今日の竜電－炎鵬戦に隠岐の海－遠藤の二番なんて、まるでテレビドラマ『半沢直樹』よりも盛り上がったんじゃないかな？（笑）。残念なことにコロナ禍で収容人員のおよそ4分の1に当たる上限約2500人しか観客は入れないのだが。