News up 不文律見直し 宝塚音楽学校に聞いてみたNHK News up 2020年9月15日 16時17分
未来のタカラジェンヌを養成する宝塚音楽学校。指導方法の見直しのニュースが反響を呼んでいます。文章化されてなく生徒から生徒へ受け継がれてきたいわば不文律の指導方法。見直しはどのように行われたのか宝塚音楽学校に聞きました。
(神戸局・堀内新、ネットワーク報道部・田隈佑紀、國仲真一郎)
生徒間で受け継がれる指導方法
宝塚音楽学校は2年制、各学年に40人が在籍する未来のタカラジェンヌを育てるための学校です。ニュースは、次のような指導方法が、下級生に負担が生じているなどとして見直されたと伝えました。
・本科生(上級生)が予科生(下級生)を選び、1年間、1対1で指導する仕組み
・生活記録や掃除の状況などを、予科生がノートに書き、本科生に提出させることが過度になっていたこと
・上級生が乗っているかもしれない阪急電車へのあいさつ
・上級生の前では眉間にしわを寄せて口角を下げる「予科顔」という表情をすること。
こうした指導方法は生徒の間で受け継がれてきた「不文律」だったとされています。
中略
見直しは徐々に
「今回の見直しは一度に行われたのではなく、数年かけて徐々に行ってきたものです」。
宝塚音楽学校に話を聞くと、広報担当者は見直しは徐々に進めてきたことを強調しました。
学校によると毎年の学年末、新しく入学してくる生徒を指導することになる“新・本科生”が全員で学校側と協議するそうです。そして1年間受けてきた指導方法に過度なところはないか、自分たちが指導するに当たって足りていない部分は何かなど、後輩への指導方法の見直しを話し合います。
指導の見直しはこうした協議などを通して少しずつ行われてきたのです。
また予科生の指導を本科生が行うことについて広報担当者は、舞台に立つための学びの場という宝塚音楽学校の特殊性があると言います。
宝塚音楽学校 広報担当者
「私たちは宝塚歌劇団で舞台人となるためだけの学校です。ここで過ごす2年間は『修行』ですし、『舞台人としての心構え』がすべてに優先されます。それは学校側がああしなさい、こうしなさいと言って育つものではなく、上級生から下級生へと伝達されるものだと考えています」
こうしたこともあって、宝塚音楽学校には校則も生徒手帳も存在していません。
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全く、この世界のこと知らなかったので驚いた。なんだか運動部や相撲部屋に似ていないかい?ん?演劇集団やプロダクションなんて呼ばれるところもいっしょなのかな~?以前、職場で一緒だったお母さんが小学校の娘さんを宝塚に入れたいと言っていたのを思い出した!