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10tトラック8万台分 豪雨で港周辺に堆積した土砂 熊本 / NHK NEWSWEB

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NHK NEWSWEB 2020年7月21日 14時10分
記録的な豪雨で熊本県の八代海に流出した土砂は、八代港周辺だけでもおよそ40万立方メートルにものぼることが分かりました。堆積した土砂で水深が浅くなり、貨物船の運航に支障が出るおそれがあるとして、国は今後、土砂の撤去作業を進めていくことにしています。

氾濫した熊本県の球磨川が流れ込む八代海には、流木やがれきといった漂流物とともに、大量の土砂も流出し海底に堆積しています。

国土交通省が測量船を使って八代港周辺の堆積状況を調査したところ、堆積している土砂の量は少なくとも40万立方メートル、10トントラック8万台分に上ることが分かりました。

国土交通省によりますと、最近の水害では、平成30年の西日本豪雨でも広島県の呉港に大量の土砂が流れ込んだということですが、その時の量はおよそ1万立方メートルで、今回は近年では例がないくらい大量だということです。

土砂が堆積している影響で、船が停泊する港や航路周辺では水深が1メートルほど浅くなっているところがあり、八代港では畜産飼料を輸送する大型の貨物船の運航に支障が出るおそれがあるとしています。

国土交通省は、取り除いた土砂の処分先をどう確保するかなど熊本県と協議を行ったうえで、早急に除去作業を進めたいとしていますが、完全に取り除くまでには1年程度かかるおそれがあるということです。

国土交通省は「近年にないほどの土砂の量で、土砂を処分する場所が確保できるかが大きな課題だ。このままでは地域経済に大きな影響を及ぼすので、早急に対応を進めていきたい」と話しています。

  
 犠牲になられた方々や家屋に橋梁の崩壊などはよくニュースで拝見するが、この豪雨の桁外れの土砂の流失には驚いた。河川工学の専門家の方も水量の多さは予想外のものだと説明されていたが、この記事を読んでいると、あたかも八代海を干拓でもするような土砂の量!素人考えでは、同じような災害に対する、これから先の対策も立てようがないような気もする。

 コロナに始まり、豪雨災害、そして熱中症が終わるころにはインフルエンザも出て来そう。どんなに頑張っても経済が回復する要素もどこにも無さそうだし、次の正月はちゃんと迎えられるのだろうか?

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