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こんな時こそ?映画④ 『ゴッドファーザー』(原題: The Godfather 1972年 米)/ BSプレミアムシネマ

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ヴィトー・コルレオーネ(演 - マーロン・ブランド)ニューヨーク五大ファミリーである大マフィア「コルレオーネ・ファミリー」の長。元はシチリア島出身の移民で、一代でニューヨーク最大のマフィア組織を築く。犯罪組織の長であるものの、道徳心は強く、また義理堅く、慈悲深い性格であるため、部下はおろか一般人からも強く尊敬される(アメリゴのように距離を置かれた人物もいるが積極的に害すようなことはしない)。必要とあれば暴力も厭わないが、シノギも賭博や酒、組合といったものに限定し、ドラッグを硬く禁じる。政治家や司法にも多くの人脈を持っており、他のファミリーらから羨望される。

  

 
左、ケイ・アダムス・コルレオーネ(演 -
ダイアン・キートン
)と右、マイケル・コルレオーネ(演 - アル・パチーノ)ヴィトーの三男。コルレオーネ一族としては線の細い容姿だが、父に似て内に闘志を秘め、知性に優れる。ヴィトーのお気に入りであったが自らの意思で家業と距離を置きダートマス大学に進学、戦争が始まると父の反対を押し切ってアメリカ海兵隊に入隊し、戦場での活躍で英雄扱いされる。そのまま表の世界で活躍することをヴィトーからも望まれていたものの、一連の抗争の中で、裏社会に入ることを決意し、最終的には長兄ソニーの死などを経て、正式にファミリーの2代目ドンとなる。~wiki
  
  10年ぶりくらいにこの映画を観た。それまでウトウトしていたのに目が覚めて見入ってしまった。マーロン・ブランドはヴィヴィアン・リーと共演した『欲望という名の電車』1951年にソフィア・ローレンとの『伯爵夫人』1967年の若き俳優のイメージが残っているからか、この『ゴッドファーザー』の存在感たるや圧倒される。表情も語りもずっと一緒だが、名優ってこんな演技を言うんだろうね。なんでもタイム誌がマーロン・ブランドをアクター・オブ・ザ・センチュリー「20世紀最高の俳優」に選出しているんだそうだ。かつ、この作品は1990年にはアメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録されたんだとか。

 以前の印象では堅気の軍人だった アル・パチーノがファミリーの2代目ドンになって豹変した表情が強く残っていたが、『ゴッドファーザー』①ではまだ若さを感じた。来週水曜日に放映される②ではもっとドスを効かせているだろ!映画って凄いね、ずっとひやひやしていた(笑)。

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