記事/パリジェンヌのズボン着用ついにＯＫ　１８００年制定の条例無効宣言　sankei.jp

　ズボン姿（写真）もスカート姿もキュートなフランスのナジャット・バロベルカセム女性権利相。パリジェンヌのズボン着用を禁止する時代遅れの条例の無効を宣言した＝１月４日、フランス・首都パリ（ロイター）　
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　2013.2.6 10:00 sankei.jp
　ファッションの都、パリの女性たちが、やっと安心してズボンをはけるようになった。フランスのナジャット・バロベルカセム女性権利相（３５）は５日までに、「パリジェンヌにズボンの着用を禁止する」という２００年以上前の１８００年に施行された条例について、無効を宣言した。フランス通信（ＡＦＰ）などが伝えた。　（ＳＡＮＫＥＩ　ＥＸＰＲＥＳＳ）

　「男女の平等を定めた現代フランス人の価値観や運用されている法制度が、施行当時の風潮と著しく異なり、相いれるものではない。言わずもがなの条例撤廃だ」

　ＡＦＰによると、バロベルカセム氏はこう語り、時代遅れの条例が無効であることを正式に確認した。

　この条例は、１８００年１１月１７日に施行され、「パリの女性市民が男性市民のようにズボンをはきたい場合、地元警察署の許可が必要」と規定している。１８９２年と１９０９年に改正され、自転車や馬に乗る際はズボンの着用が認められるようになった。現在は、もちろん有名無実となっているが、条例自体は撤廃されずそのまま残っていた。

　無効確認は、上院の野党議員が「条例が正式に撤廃されていない」と訴える質問書を政府側に提出したことを受けた措置だ。

バロベルカセム氏は、この条例について、「まず最初に女性たちの社会進出を阻むことに狙いがあった。女性たちがさまざまな職につき、男性のような服装を身につけてオフィスに出かけないようにしたのだ」と語り、男性優位だった当時のフランス社会の風潮を批判した。

　この条例が制定される以前からフランス女性のズボン着用はタブーとされており、ＡＦＰ通信は、１８世紀のフランス革命時から女性たちはズボンを着用する権利を求めていたと伝えている。

　フランスメディアは、ズボン着用禁止と同様に女性に対して規定された時代遅れ法令として、「日曜日のパラシュート遊び」や「美容院でヘアドライヤーをしながら眠ること」、「特許権のある革靴を履くこと」を禁じている米国の事例を紹介。世界には女性に対するばかげた法律がいかに多いかを嘆いている。

　パリジェンヌたちが罪に問われることなくズボンをはけるようにしたバロベルカセム氏は、モロッコ生まれの、フランス育ち。パリ政治学院を卒業したエリートで、昨年５月のオランド政権発足時に女性権利相に起用された。キュートな美貌が注目を集める一方で、保守層が反対している同性愛者の結婚や養子縁組を擁護する立場を取り、物議を醸したこともある。



　へーっ、そんなことなのか！昨日かな、パリジェンヌのズボンが「解禁」というファッションショーの写真をちらりと見て、どういう意味？と思っていたらそういうこと・・・。（どうも写真だけ見て文字をちゃんと読んでいなかったみたい）

　
　
　古くはジャンヌ・ダルクを生み、ファッションの都パリも意外や意外封建的なところもあるんだ。前大統領のサルコジさんのお洒落な奥方、カーラ・ブルーニさんはズボンは履いていなかったかな？

　ということは大河ドラマ「八重の桜」の鉄砲をぶっ放す八重さんは世界的にも革命的な女性だったんだ！世の中には古いしきたりが残っているんだな。確かアメリカの大統領選挙も西部開拓時代の名残りもあるそうな・・・。

　　

　　
岡崎２発＆本田弾！ザック日本、ラトビアに快勝　　
　JR兵庫駅から次の無人駅までひと駅の和田岬線は臨時便は動かしたのかな？懐かしのスタジアムと好調のザックジャパンをじっくりテレビ観戦した。　

　　
　　

　プールメモ：写真は、♪戦い済んで、日が暮れて〜とスイマーやジムを終えた人の話し声を聞きながら「ふーっ！」とため息をつくロッカールーム。ご婦人の教室が始まる前の朝一にプール入ったが、中はたくさんの人、人、人。帰りに受付で時間を確認したら、どうも教室が始まる1時間くらい前からプールは混み合っているらしい。それでもたくさんの人をかき分けて泳ぎきった！（笑）


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