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写真  「青空卒業式」や「フェンス越しに見守り」も 「保護者の参列」対応分かれて / 毎日新聞

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新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、校庭で開かれた足立区立第十四中学校の
卒業証書授与式。生徒同士や保護者の席は距離を取って置かれていた=
東京都足立区で2020年3月19日午前10時52分、喜屋武真之介撮影


2020年3月19日午前11時11分、喜屋武真之介撮影


保護者は1家族1人に限られ、席も距離を取って配置されていた=喜屋武真之介撮影


校庭で開かれた卒業式への出席が卒業生1人に対して保護者1人に
限られたため、外から見守る家族や親族ら=喜屋武真之介撮影

  
毎日新聞 2020年3月19日 20時31分
新型コロナウイルスの感染が広がる中、全国各地の小中学校が卒業式シーズンを迎えている。各教育委員会が頭を悩ませるのが、子供たちの門出を楽しみにしてきた保護者の参列をどこまで認めるのかという問題だ。19日に多くの中学校で卒業式があった東京都では、感染予防と保護者の参列を両立させようと、校庭で「青空卒業式」を開いた自治体もあった。

「エネルギーあふれる皆さんの姿を忘れません。3年間ありがとう」。19日、東京都足立区の区立第十四中学校であった卒業式。間隔を取って校庭に並べられたパイプ椅子に卒業生と保護者が腰掛け、式辞を述べる難波浩明校長の声が敷地の外までこだました。

参列できる保護者は卒業生1人に対し1人。入れなかった保護者は隣接する公園からフェンス越しに我が子の巣立ちを見守った。それでも、生徒や保護者は満足した様子だ。出席は妻に譲り、敷地の外から卒業生の長男をスマートフォンで撮影していた前田修司さん(57)は「参加者の制限は仕方がない。逆に思い出に残る卒業式になったのでは」。卒業生の岡田拓海さん(15)も「天候に恵まれ、母親に卒業の様子を見てもらえて良かった」と笑顔を見せた。

 足立区ではこの日、区立中全35校の卒業式を同様に校庭で実施した。雨や風の影響で屋外実施が難しくなった場合は体育館に会場を移し、保護者の参列は認めないつもりだった。区教委の担当者は「保護者から『出席したい』という声がかなり寄せられており、何とか応えたかった。晴れてよかった」と話した。

 都内では19日、例年と同じように体育館で中学校の卒業式をする自治体もあった。ただし、保護者の参列制限については対応が割れた。中野区は卒業生1人に対し、保護者2人まで出席を認めた。一生に一度の機会だけに、感染予防を徹底しながら、できる限り多くの人に祝ってもらいたいと考えたという。江戸川区は「多くの人が集まることは極力避けたい」として、1人に制限した。

 一方、墨田区は保護者の参列を認めなかった。卒業生が多い学校で保護者が出席した場合、感染予防に必要な間隔を確保できないと判断したためだ。このため24日に予定している区立小の卒業式を含め、卒業証書授与の写真や式の様子を撮影したDVDを保護者に配るといい、区教委は「子供の健康と安全のためということで理解を求めたい」と説明した。【大久保昂】
  
 卒業生の皆さんおめでとうございます。この日が晴れで良かったですね~。朝礼はこの場でやるのではないのですか?これはこれで大きない思い出になると思います。かつ、WEB上の毎日新聞に大きく掲載される卒業式も、そうそうないと思いますが・・・。足立区立第十四中学校のこの式を準備された方々、保護者の皆さん大変ご苦労さまでした。 

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