映画『昭和残侠伝 唐獅子牡丹』 1966年

あらすじ
　時は昭和初期。花田秀次郎は宇都宮の石材採掘請負業を営む左右田組(そうだぐみ)の客人であった。秀次郎の弟分である周平は、恋仲であるくみが左右田組親分の息子に惚れられていることを知りながら駆け落ちをする。秀次郎は駆け落ちは自分の差し金だと左右田組の親分に話を通しに行く。駆け落ちは許されたがその代わりに、同じく石材採掘請負業を営む対抗組織である榊組(さかきぐみ)の親分を斬る事を命ぜられ殺す。三年の刑期を終えた秀次郎は真っ先に榊組の親分の墓参りに行くが、墓前で偶然に榊組親分の妻子に出会う。左右田組の仁義のないやり方を出所後弟分である周平に聞かされていた秀次郎は、左右田組に痛めつけられている榊組の若い衆を助ける。

キャスト
　花田秀次郎：高倉健、 畑中圭吾：池部良、 秋山八重：三田佳子、 清川周平：津川雅彦、 秋山幸太郎：菅原謙二、 秋山和夫：保積ペペ、 清川くみ：清水まゆみ、 清川千代：赤木春恵、 金子直治：花沢徳衛、助川武：岡崎二朗、 宮田留吉：田中春男、 左右田寅松：河津清三郎、 左右田弥市：山本麟一、 左右田宗二：関山耕司、 左右田徳三：今井健二、 田代栄蔵：芦田伸介、 田代忠七：沢彰謙、 田代安川：織本順吉、 田代幹治：北山達也

主題歌：高倉健


昭和残侠伝　唐獅子牡丹（プレビュー）　　　




　大晦日から1月1日にかけて、BSプレミアムで高倉健さんの代表的な映画を6本くらい放映していたので、すぐ反射的に録画のスイッチを入れた。♪〜唐獅子牡丹って健さんが歌っていたのかい！彼の映画を観たのはつい最近からだが、昔のやくざものは、ほとんど知らない。40年以上前に一度中学の同窓生に誘われて三本立ての安い映画を見たような気もするが、中身は覚えていない。

　さて唐獅子牡丹を見始めると、津川雅彦はあんちゃんで出てくるし、映画の主役を貼れる紳士がぞろぞろと出てくる。それだけでも興味深い！保積ペペって聞いたことあるなーと思ったら子役で演技してた。彼は今54歳なんだって。

　全体的にはシンプルなストリー展開だか、次はどうなるだろう、どうなるだろうという面白さもあり、じーんと来るとこもある。それよりも何よりも、 『幸福の黄色いハンカチ 』 、『単騎、千里を走る。』　、『あなたへ』と全く違う高倉健さんに会えて嬉しかった（笑）。ブログ佐々木譲の備忘録によると、「穂積ペペがジョーイ少年となる『シェーン』だ。台詞の引用も多い。しかし全体はコメディと観たほうがよい。マカロニ・ウエスタン風味もある。」だそうだ。うん、残りの録りだめからも観るぞ！


　　

　　

　今年のプール2回目。今日は空いていて楽ちんだったが、一人泳ぎの早い男性に何度か追っかけられてちょっときつかった。本当はいつも後ろから追われる方が小父さんも上達するかも知れない。今年1年かけたら少しは早くなるだろう。キックもましになるだろう！（笑）


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