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トランプ氏に約束「トウモロコシ輸入」は本当に必要か? / 毎日新聞

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共同記者発表で握手する安倍首相とトランプ米大統領。左は茂木経済再生担当相。トランプ氏の右隣はライトハイザー米通商代表=フランス南西部のビアリッツで25日、AP


トランプ氏に約束「トウモロコシ輸入」は本当に必要か?(抜粋)

毎日新聞  2019年8月27日 21時16分  Texts by 今村茜
 米中貿易戦争の影響で米国産トウモロコシが余り、日本が過剰分を購入する――。日米首脳会談で安倍晋三首相がトランプ米大統領の要請を受け、米国産の飼料用トウモロコシの購入を約束したことが議論を呼んでいる。その量は約270万トンで、日本の年間輸入量の4分の1にあたる。これだけのトウモロコシ、そもそも日本に必要なのか? 買ってどうするのだろうか。【今村茜/統合デジタル取材センター】

機械で刈り取られ葉や茎ごと細断される飼料用トウモロコシ=京都府綾部市位田町で2018年8月20日午前11時55分、佐藤孝治撮影
 米国産トウモロコシの購入は、25日の記者発表で急きょ明らかにされた。発表でトランプ氏は「中国がすると言っていたことをしていないから、米国内のいたるところでトウモロコシが余っている。日本を代表して安倍首相がトウモロコシを全て購入する予定だ」と発言。安倍首相は「政府ではなく民間が購入する」と補足説明した。米国のトウモロコシ産地は来年の大統領選で重要地域とされる州を含み、再選を目指すトランプ氏を安倍首相が応援した格好だ。

   飼料用トウモロコシの年間供給
 (「米国の尻拭いをさせられている」 ) 鈴木宣弘・東京大教授(農業経済学)は「追加輸入は全く必要ない。日本はすでに年間1000万トン以上輸入しており、十分に足りている。害虫のため追加輸入が必要という理由は全く当たらない」と断言する。「米中貿易戦争の肩代わりをすると言いたくないから、無理に理由を作っているだけでは。米国の尻拭いをさせられている。こんな交渉ではいけない」と話す。(企業は困惑)  安倍首相は記者会見で「民間企業が購入する」と説明したが、輸入穀物を扱う企業の関係者は「政府から全く聞いていない。情報を確認中」と困惑した様子だ。

  
  これがトランプ大統領が日本の参議院選挙後に大きな取引があると言っていた話なのかな?安倍一強政治ってこんなものなんですかね?

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