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映画『終電車』(原題:Le Dernier Metro 1980年 仏)/ BSプレミアムシネマ

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支配人兼演出家の夫・ルカ(ハインツ・ベンネント)と女優マリオン(カトリーヌ・ドヌーヴ
  
 カトリーヌ・ドヌーヴが出てるというので見始めたが、フランス語と何か慣れないテンポでなんとか最後まで観終わった。正直、導入部分はさっぱり分からない(笑)。 下記のストーリーと背景を読んでいたらもっとすーっと入って行けたと思う。

 ドキュメンタリーでドイツ軍占領下のパリのテレビはよく観ていたが、物語の中でのシーンは興味深い。
そう言えば映画『カサブランカ』も親ドイツ政権の管理下に置かれたフランス領モロッコの都市カサブランカの展開だったね。カトリーヌ・ドヌーヴの作品では映画『インドシナ』(1992年)には見入ったものだ。軽いのでは『シェルブールの雨傘』と(1964年) 『ロシュフォールの恋人たち』(1967年)かな。アカデミー賞受賞式のプレゼンターに出てくるようなスターにはつい惹かれてしまう。そうそう、この映画もトリュフォー監督の最大のヒット作で、セザール賞主要十部門(作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、主演男優賞、撮影賞、録音賞、編集賞、美術賞、音楽賞)受賞。アカデミー外国語映画賞ノミネートだとか。 

   

ストーリー
 ナチス占領下のパリ。女優マリオンは、南米に逃亡したユダヤ人で、支配人兼演出家の夫の代わりにモンマルトル劇場を切り盛りしていることになってはいたが、その実、夫ルカは劇場の地下に潜み、夜の妻の訪問だけを楽しみに国外脱出の機会を待つ身だった。現在の演出家ジャン=ルーはドイツ軍にも顔がきき、御用評論家とも親しい。相手役ベルナール(ジェラール・ドパルデュー)はレジスタンスと通じているらしい。そして新作『消えた女』は好評を持って迎えられるが、評論家ダクシアは芝居をユダヤ的と非難した。それを怒ったベルナールは偶然居合わせた彼を殴りつける。劇場存続に賭けるマリオンは愛を感じ始めていたベルナールを遠ざけねばならない。そんな折、いよいよレジスタンスの参加を決意したベルナールが劇場を去ろうとすると、抜き打ちのゲシュタポの捜査。マリオンはベルナールを地下に向かわせ夫を救う。初対面の彼にルカは、妻は君に夢中なのだ、と告げる。その夜、結ばれるベルナールとマリオン。劇場は解放の日まで執念の上演を続け、ルカは800日ぶりに陽の光を浴びる。~wiki


 Le Dernier Metro, 1980, trailer
 

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