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『萌え断』?    春秋  いまどきの子どもたちは・・・ / 日本経済新聞

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『萌え断』とは、食べ物のカラフルで美しい断面に「萌える」こと。サンドイッチやおにぎり、サラダ、メインディッシュなど、さまざまな萌え断の画像がSNSにアップされて話題になっています。~ KENKO ケンコーマヨネーズから。一番下の写真も『萌え断』の画像検索から出てきた。 
  また、新造語に出会った。『萌え断』書かれても、特に耳で聞いても何のことだかさっぱり分からない!なるほど、下のコラムには、雑煮、豆まき・恵方巻きに七草がゆが並んだ。恵方巻は大量に作られ、売れ残りがまた大量に廃棄されるという。なんとも豊かすぎる日本姿だが、今初めて知った萌え断にいつの日か食われてしまうかも知れないね。ところでその萌え断とやらは食べる日は決まってないんだな!?(笑)  

   

いまどきの子どもたちは・・・

日本経済新聞 春秋 2019/1/12付
いまどきの子どもたちは、正月の雑煮よりも節分の  恵方巻きのほうが身近らしい。国立青少年教育振興機構が小3~中3の約3万4千人に、年中行事の体験を聞いた結果である。調査によれば「雑煮」は79%で「豆まきや恵方巻き」が87%。  「七草がゆ」は27%だった。

▼豆まきだけならこれほど高い数字にはなるまい。近年みるみる普及した恵方巻きが、節分イベントに大いに寄与していよう。伝統的な七草がゆなど引き離し、雑煮をも上回るその人気なのだ。もともとは関西で生まれ、コンビニがキャンペーンを打って全国区になったのが20年ほど前。平成日本の巨大ヒットといっていい。

▼とはいえ、昨今はアルバイト店員が販売ノルマを課せられたとか、達成できずに自腹で買い取らされたとか、後味の悪い話も聞く。あげくの果ては売れ残り商品の大量廃棄である。きのう農林水産省は需要に見合った販売をするよう業界団体に呼びかけたが、食品ロスの極みのような行いは自発的にやめるのが賢明だろう。

▼余るとわかっているのに作っては捨て、また作る。昨年の節分の夜も、大幅に値引きされてなお売れぬ光景を眺めて悲しくなった。もちろんのり巻きになんの罪もなく、すこし見える断面のうまそうなことよ。丸かじりもいいが、サンドイッチよろしく流行の「萌(も)え断」を楽しめば、食べ物の尊さが身に染みるかもしれぬ。 

  

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