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駅伝 骨折選手の四つんばいリレーに賛否 対応に課題 / 毎日新聞

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第4回全日本実業団対抗女子駅伝予選会(プリンセス駅伝)の2区で、レース中に骨折し、中継所まではって進む岩谷産業の飯田怜選手=2018年10月21日(TBSテレビから)

 
 このシーン、スポーツニュースで見た。膝から血を流しながら地べたをはって何が起こったんだろう?何で棄権しないのかと思ったね。監督から「すぐ止めてくれ」の連絡が出たにもかかわらず、どうしてすぐそれが、そばにいる審判から選手へと伝わらなかったのか!?これは運営上の大きなミスだろう。骨折した選手は見世物じゃーないよね。完治してまた、選手生活が続けられればいいけど。これは可愛そうな映像だった。 


   

駅伝 骨折選手の四つんばいリレーに賛否 対応に課題

毎日新聞 2018年10月23日 21時48分(最終更新 10月23日 22時12分)
 福岡県で21日に開かれた女子駅伝の大会で、右脚を骨折した選手が地面をはってたすきをつないだ場面を巡って賛否が渦巻いている。競技生命に関わる状態なのに、選手はなぜ前に進もうとしたのか。大会運営に問題はなかったのか。【小林悠太】

 大会は第4回全日本実業団対抗女子駅伝予選会(日本実業団陸上競技連合主催、毎日新聞社など共催)。2区(3.6キロ)を走る岩谷産業の飯田怜選手(19)が中継所の約300メートル手前で右脛(けい)骨を骨折し、転倒。大会本部によると、立ち上がれず、審判に残りの距離を確認したあと、はって進んだ。ルール上、棄権を最終判断できるのは審判と医師だが、審判は「大丈夫か」と状態を尋ねながら選手について歩いた。

 一方、広瀬永和監督は発着点付近のテレビモニターで見守っており、大会役員に「すぐ止めてくれ」と電話で伝えた。だが、コース上の審判に伝わった時には中継所の手前20メートルで、次の選手にたすきをつないだ。飯田選手は病院に運ばれたが全治3~4カ月で、両膝から出血していた。

 広瀬監督は「膝に後遺症が残る可能性もある。将来のある選手ですぐに止めたかった」と話し、審判は「中継所の目前で止めるのはしのびなかった」と周囲に話したという。

 競技はテレビで中継され、ツイッターには<これぞ大和魂!>や<彼女の根性に敬服です>と称賛の声が上がる。一方で<けがより感動が重視される風潮>や<あれを見て「感動した」と言う人がいるから過労死がなくならない>など批判的意見も目立つ。

    ◇

 この大会では、3区(10.7キロ)でトップだった三井住友海上の岡本春美選手(20)も脱水症状になり、何度もふらつき逆走。コース脇で倒れ、棄権となった。岡本選手にも審判が寄り添っていた。脱水症状による棄権は昨年のエディオンのアンカーに続いて2年連続。スタートは午後0時10分。レースのあった宗像市の21日の最高気温は21.2度で日差しも強かった。

 長距離走は個人種目だが、日本発祥の駅伝はチーム種目。1人が棄権すれば仲間の1年間の努力も水泡に帰してしまう。駅伝で棄権や失格をした選手の退部は珍しくなく、エディオンのアンカーも20代前半で退部した。沢柳厚志監督は「退部理由は棄権だけではないが、駅伝で失敗した選手が責任を感じることは事実」と話す。

 今回の予選会の先には宮城県で11月にある本大会(クイーンズ駅伝)が控える。以前は3地区での予選で一定の記録を出せば本大会に進めたが、2015年に3地区を一本化して予選突破を上位14チームのみに絞り、道は険しくなった。社名が前面に出る駅伝を最大の目標にするチームも多く、一発勝負で選手の緊張感も高い。

 解説者の金哲彦さんは「ここ数年、駅伝で結果を残せない監督が相次いで解雇され、予選の重圧は並大抵ではない。大会本部がアクシデントが起きた際のマニュアルを作っておく必要がある」と指摘する。日本実業団陸上競技連合は、チーム側と大会本部や審判との意思の伝達のどこに問題があったのかを検証し、改善策を早急に講じるという。ファンは2人が来年こそ笑顔でたすきをつなぐ姿を待っている。







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