いやー、奇想天外なこんな娯楽作品があったとは!いつのまにか最後まで見通していた(笑)。古谷一行さんもコミカルな演技が上手だね。松枝姫だと思うが、廊下をスケートボードもどきで走っているかと思えば大きなソロバンの裏返しだったり・・・、肩の凝らない、ドタバタ喜劇かな?でも、ありとあらゆる工夫が施されている。
まるで映画製作そのものが「遊び」の感あり。と言ったら叱られるかな。終わりの方ではタモリのラーメン屋ありミッキーカーチスもエレキギターを奏でていたね。
ジャズ大名~Movie Walker
江戸時代末期、アメリカから駿河の国の小藩に流れ着いた黒人三人が、音楽好きの大名と出会い、城中でジャムセッションを繰り広げる姿を描く。筒井康隆原作の同名小説の映画化で、脚本は「近頃なぜかチャールストン」の岡本喜八と「南極物語」の石堂淑朗の共同執筆。監督は岡本喜八、撮影は「童貞物語」の加藤雄大がそれぞれ担当。
太鼓でリズムをとる家老~ブログミーハーdeCINEMAから
映画のストーリー
南北戦争が終り、解放された黒人奴隷のジョーは、バーモント近くの激戦地跡で弟サム、従兄ルイ、叔父ボブの3人に出会った。彼らはニューオリンズから船に乗り、故郷のアフリカへ帰るため楽隊でもやって船賃を稼ごうと、ジョーが中心になって演奏を始めた。ボブのクラリネット、ルイのコルネット、サムの太鼓、ジョーのトロンボーンと、繰り返し演奏するうち、曲は軽快にジャズらしくなり、4人は夢中になって来た。
4カ月たち、メキシコ商人にだまされた4人は、香港行の船の中だった。ある日、ボブが鳴らなくなったクラリネットを前に、病気で死んだ。ある大嵐のなか、三人はボートで船から逃げ出した。彼らのボートは、駿河湾の庵原藩(いはらし)に打ち上げられた。庵原藩の藩主、海郷亮勝(古谷一行)は大の音楽好きで、家老の目を盗んではふところから 篳篥(ひちりき)を出して吹いている。彼には女らしい文子と、少年のように勇しい松枝という二人の妹がいた。ジョーたち三人は医師、玄斉(殿山泰司)のところに運び込まれる。亮勝は彼らたちにひとめ会いたいと願うが、家老の石出九郎左衛門(財津一郎)は許してくれない。・・・・・・・・時は、明治元年!
1986年 『ジャズ大名』予告編
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