Quantcast
Channel: 小父さんから
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4329

独自分析 全1741市区町村の75%で外国人増加 背景は? / NHK NEWSWEB 

$
0
0
  
  ちょっと難しい統計だが(笑)、日本には永住を求めて外国人がどんどん入って来ているみたいだね。むしろ地方の小都市が受け入れに積極的なようだ。

 留学生が鹿児島の離島、奄美市にやってくる理由は、家賃も食費も安いからだとか。

 ぼーっと見ていると、その昔、アメリカンドリームという言葉に誘われてアメリカ大陸に全世界から海を渡った人たちがたくさんいたと思うが、今、規模は小さくてもジャパニーズドリームを求めてやってくる若者がいるように感じられた。 

こちらに動画有り  NHK NEWSWEB  

   


独自分析 全1741市区町村の75%で外国人増加 背景は?

NHK NEWSWEB 3月4日 19時37分
人口減少が深刻化する一方で日本に住む外国人は去年までの4年間で全国の約75%の市区町村で増加していることが分かりました。大都市部だけでなく地方でも急速に増えています。

NHKは3か月を超えて日本に滞在する外国人が総務省がまとめる人口のデータに反映されるようになった平成25年から去年までの4年間のデータを独自に分析しました。その結果、全国の約83%にあたる1447の市町村で日本人が減少する一方、在留外国人は約75%にあたる1316の市区町村で増加していたことがわかりました。

 

大都市に加え地方でも急増

このうち外国人の数が最も多かったのは、大阪市で12万5443人、横浜市で8万6584人、名古屋市で7万2757人などと大都市部を中心に多くなっています。一方、外国人が100人以上増えた市区町村のうち、特に増え幅が大きかったのは、北海道留寿都村で6.7倍、北海道東川町が4.8倍、鹿児島県いちき串木野市が4.3倍などとなっていて、地方でも外国人が急増しているのが分かります。

留学生・技能実習生が急増永住者も最多

日本に住む外国人は約247万人と過去最高を更新していますが、特に増えているのが留学生と技能実習生、それに永住者です。

  

法務省の在留外国人統計によると、この4年間で、留学生は11万2613人、永住者が9万8784人、技能実習生が9万7182人増えました。

  

在留資格別では、最も多いのが「永住者」で73万8661人、在日韓国人など「特別永住者」が33万4298人、「留学生」が29万1164人、「技能実習」が25万1721人などとなっています。

このうち「永住者」は全体の4人に1人にのぼっていて過去最多を更新しています。

留学生は離島・奄美大島でも増加

地方でも外国人が増加している背景の1つには「留学生」の受け入れ先となっている「日本語学校」が各地で急増していることがあります。

鹿児島県の本土から南に約380キロ離れた奄美大島にも3年前に日本語学校が開校しました。学校ではベトナムやネパール、それにインドネシアなど5つの国から合わせて30人の留学生たちが日本語を学んでいます。

ベトナムからの留学生、ブー・ズック・マインさんは「電車代もいらない。家賃とか、学費も安いし、それで奄美に来ました」と話していました。

奄美市では学校が開校した3年前と比べると外国人人口は約1.3倍、100人余りに増えました。留学生は島の人たちからは貴重な働き手としても歓迎されています。


奄美市で、すし店を営む多田義一さんはベトナムからの留学生のレー・フー・ダンさんをアルバイトとして雇っています。人口減少による担い手不足は深刻なため、ここ数年、アルバイトの求人を出しても応募がなく留学生の存在はメリットが大きいといいます。

多田さん「ダンさんと知り合うことができたのはお店的にも個人的にもすごくいい出会いができたと思って感謝しています」

人口減少対策に地域の担い手として期待も

地域の新たな担い手として「永住者」の資格を持つ外国人に期待を寄せる自治体もあります。

出雲大社で知られる島根県出雲市もその1つです。出雲市では市内の大手電子部品メーカーの工場で働く日系ブラジル人などの外国人が急増していて、去年までの4年間で約1.6倍、1100人余り増えています。

一方で、日本人は900人あまり減っていて日本人の減少分を外国人の増加分で補うことでかろうじて人口を維持しているかたちです。中心部にはブラジル料理の専門店も出店し食事時には多くのブラジル人でにぎわっています。

外国人の中には「永住者」資格に切り替え出雲市で暮らしていくことを決める人たちも目立つようになっています。

日系ブラジル人のクメ・ジュリオさんミレナさん夫婦はそれぞれ20年ほど前に出雲市の工場で働くために移り住み、職場で出会って結婚しました。出雲市の子育て環境が充実していることなどを気に入り約7年前に「定住者」資格から「永住者」資格に切り替えました。5年前には出雲市に自宅を建て子ども2人を育てながら暮らしています。

ミレナさん「日本、そして出雲に慣れ住みやすい場所だと思ったからです。出雲でずっと暮らしたいです」

出雲市は外国人を人口減少対策の切り札にしようと、2年前に市内に住む外国人が30%以上定住することを目標に掲げると宣言。外国人を地域の担い手として明確に位置づけました。ブラジル人の嘱託職員を採用して相談態勢も強化していて、外国人が住みやすいまちづくりを進めることで定住を促そうとしています。

長岡秀人市長「人口減少に立ち向かい元気な地方都市として生き残るため市を挙げて外国人の定住に取り組んでいきたい」

専門家「社会の貴重な一員に」 

  

国や自治体の外国人政策に詳しい明治大学の山脇啓造教授は、「『移民政策をとらないとしている日本』の中でも留学生や技能実習生などを中心に外国人の数は大きく増え永住者も全国各地で確実に増えている」としています。

その上で、「日本では外国人はいずれ帰国する人というイメージがあるが、永住者もコンスタントに増えていて日本社会にとって貴重な一員となっている。今後は、日本社会として日本人と外国人を共生する社会をどう作っていくのか、労働力としてだけでなく社会全体の中での外国人の存在を位置づけていくことが必要だ」と指摘しています。



今日も訪問 ありがとうございます。
ランキングに参加しています。クリックして応援お願いします。


にほんブログ村人気ブログランキング

Viewing all articles
Browse latest Browse all 4329

Trending Articles