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オオカミへの期待 /  憂楽帳  毎日新聞 

 写真は自然のチカラ~昆虫や野生動物、植物の不思議から

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 時代はどんどん変わっていくね。赤ずきんちゃんのお話では悪の代名詞だったオオカミが今度は植生を破壊する害獣のシカ退治に登場するのか。

奈良では神の使い(神鹿)だよね。2015年度末の本州以南の推定個体数は約304万頭とされるが、2013年度末の約305万頭と比較すると減少に転じた可能性があるとされているとある~wiki。

 う~ん、日本ジビエ振興協会では、狩猟や有害捕獲されたシカやイノシシを野山に廃棄することなく、食肉として有効活用を図り、地域及び大都市圏の飲食店での Image may be NSFW.
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 ジビエ料理の提供、加工品開発と販売、環境保全に関わる取り組みなどを通じて、鳥獣被害対策や地域活性化に貢献できる取り組るとある。

 (猿)人間の惑星もルール作りが大変だ。


オオカミへの期待 /  憂楽帳

毎日新聞 2018年1月30日 西部夕刊
  シカなどによる農作物や森林の食害を減らすため、日本では明治時代に絶滅した天敵のオオカミを山に放つ構想を、静岡県の一般社団法人「日本オオカミ協会」が提唱している。昨年10月、趣旨に賛同する福岡県添田町の自然保護グループと共に、導入を訴える講演会を同町で開催した。

 20年前、協会の講演会を奈良県で取材した。奈良市のシカは天然記念物なのだが、県内の山地にある国の天然記念物の樹木が絶滅の危機にひんするなどシカの食害は深刻。だが、国や県の担当者は「影響が分からない」「地域住民の合意が必要」「生態系を混乱させる」「シカを愛する人もいる」と消極的だった。協会の長年の普及活動にもかかわらず、実現しないのはこうした理由からだろう。

 ところが近年は、オオカミのにおいを発する機器やオオカミに似せた模型ロボットなどが登場した。野生動物が近づくとロボットの目が赤く点滅し、オオカミやイノシシの声を大音量で鳴らして威嚇する。本物は無理でも代用品まで開発されるところに、オオカミへの根強い期待がうかがえて興味深い。【大森顕浩】



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