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映画『炎の人ゴッホ』(Lust for Life 1956年 アメリカ)/ BSプレミアム

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ゴッホ(左)を演じるカーク・ダグラス(現在100歳)とゴーギャン役(右)のアンソニー・クイン(満86歳没)   

 ゴッホの名前なり代表作は、小中学校の教科書で覚えるよね。あまりにも有名なので作風なりその人となりを勝手にイメージしてしまっていた。5年くらい前には東京の国立新美術館の超満員の中での展示も短時間で観たこともある。

 この映画は6月26日に放映されたものだが、カーク・ダグラスの『スパルタカス』の印象が強すぎて重たそうな気がしてなかなか観る気になれなかった。が、観ている内にカーク・ダグラスが  フィンセント・ファン・ゴッホその人に思えてきて見入ってしまった。これがゴッホなのかと今までもっていた印象が変わってしまった。伝記映画を見ると作品も分かってくるような気がするね。

 7~8割観終わった頃か、ん?  ちぎり紙細工で有名な山下清(満49歳没)が似ていないか?と思って、「ゴッホ  山下清」と名前を並べて検索したらYAHOO!知恵袋にたくさん書き込みが出て来た

 ゴッホは生涯を変人で通して37歳の若さで評価も受けずに終わったんだね。そして実弟で画商・テオドルス・ファン・ゴッホの援助で兄が絵を描き続けることが出来たのも感動的だった。いい映画を観たね。
  
   

映画のストーリー 
ブラッセルのベルギー伝道委員会が経営する学校を出たヴィンセント・ヴァン・ゴッホ)は、司祭としてボルナージュ地方の炭鉱町に、自ら志願してやって来た。そこで彼は、悲惨な労働者の生活を目撃し、教会で説明することが、いかに空虚なものであるかを痛感した。彼らと同じ貧しさに自ら進んで入り、破門され、病気になった彼を、温かい故郷へ連れて帰ったのは画商として成功した弟のテオ(ジェームズ・ドナルド)である。彼はそこで絵を描くことをはじめ、従妹の寡婦ケイに求婚したが拒否されてしまった。彼女を追ってハーグへ出た彼は、とある酒場で貧しい中年の醜女クリスティーナ(パメラ・ブラウン)と結ばれる。無智で、子持ちで、売春をこととする洗濯女、お互いに傷ついた身から生まれた愛情だったが、結果は女の無理解による破綻だった。再び故郷で、絵に全力を打ち込み、やがてパリにあるテオをたずねてフランスに渡った。パリは当時後期印象派が新勢力をもちはじめ、スーラ、ロートレック、ルノアル、それからゴーギャン(アンソニー・クイン)が古いアカデミズムを打破するために、自らの個性をのばそうと競っていた。このグループによって、さらに力を得たゴッホは、明るい太陽の光を求めてアルルへうつり、炎のような真夏の野原を、夢中になって描きまくった。この生活と生まれつきの激情が彼の神経を痛めたのであろうか、それから、ゴーギャンとの共同生活が失敗し・・・。 ~   movie.walker




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