またも予備知識を全くなしに映画を見始めるとしわくちゃのお爺ちゃんとお婆ちゃんばかりが登場する。老人ホームのお話かな?と思っていると次から次の素敵なクラシック音楽のサビの部分がどんどん流れるのでとても心地いい。
ダスティン・ホフマン監督の以外は誰も知らないが、ジーン・ホートン 役のマギー・スミスだけはどこかで見たことある気がしてならなかった。観終って調べると、『フック』に『天使にラブ・ソングを…』、『ハリー・ポッター』とたくさん観てるではないか!ホフマン監督さん、みんなをより年寄に撮りたかったんだね。
オペラというものもほとんど知らないのだが、台詞にも繰り返しでてくる『リゴレット』(あらすじ)だけはたまたま観たことがある。字幕が出ていたので「なんだオペラってこんなものを演じるのか!」と親しみを持ったね(笑)
この映画はコメデイ仕立てなので楽しくって音楽も楽しめる。こんな老人ホームで晩年を過ごせたらいいなとも思った(笑)
ストーリー
引退した音楽家たちが身を寄せるビーチャム・ハウス(Beecham House)は資金難のため存続の危機にある。若者に対する音楽の普及に心血を注ぐレジー、ボケが始まったシシー(「弱虫」の意味もある)、ホームでも女性を追い回しているウィルフに衝撃が走る。プリマドンナだったジーンが入居してきたのだ。かつてイギリス史上最高と謳われたカルテットを組んでいたが、野心とエゴで皆を傷つけ、別れたままだった。特に9時間だけジーンと結婚していたレジーは彼女の本性を知らないと責任者に詰め寄る。ジーンはレジーに何度も謝罪をする。
それでも、ホームを救うためにヴェルディの生誕記念ガラコンサートで『リゴレット』のカルテット(四重唱)「美しき愛らしい娘よ」(Bella figlia dell’amore)を歌おうと考えて食事に誘うが、ジーン(マギー・スミス)は人前で歌えない状態で激怒。しかし、「老年は弱虫では生きられない」という皆の説得に応じる。
ガラコンが始まり、『椿姫』から「乾杯の歌」、『トスカ』から「歌に生き、愛に生き」、『ミカド』から「学校帰りの三人娘」などが歌われる。レジーは離婚の原因となったジーンの浮気の話を盗み聞きして「違う」という。シシーがボケて帰ろうとするのをジーンがうまく説得。舞台の袖でジーンがウィルフに「倒れたら寄りかかるかも」というと「レジーにしろ、君のことを今も好きだ」という。そして、歌う前にレジーが「結婚しよう」という。~wiki
映画『カルテット!人生のオペラハウス』予告編
キャスト
ジーン・ホートン - マギー・スミス
レジナルド・“レジー”・パジェット - トム・コートネイ
ウィルフレッド・“ウィルフ”・ボンド - ビリー・コノリー
セシリー・“シシー”・ロブソン - ポーリーン・コリンズ
セドリック(シィドリック)・リビングストン - マイケル・ガンボン
ルーシー・コーガン先生 - シェリダン・スミス
ボビー・スワンソン - アンドリュー・サックス
アン・ラングレー - グウィネス・ジョーンズ
『カルテット!人生のオペラハウス』特典映像【メイキング】の一部を公開!
スタッフ
監督:ダスティン・ホフマン
脚本:ロナルド・ハーウッド原作:ロナルド・ハーウッド 『想い出のカルテット 〜もう一度唄わせて〜』
製作:フィノラ・ドワイヤー、スチュアート・マッキントン
製作総指揮:ダリオ・ズーター、マルク・シュミットハイニー、クリストフ・ダニエル
撮影監督:ジョン・デ・ボーマン
プロダクションデザイナー:アンドリュー・マッカルパイン
編集:バーニー・ピリング
衣裳デザイン:オディール・ディックス=ミロー
音楽:ダリオ・マリアネッリ
日本でダスティン・ホフマン、初監督作の撮影現場を思い出し、感極まり涙 YouTube
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