はっはっは「激辛」トリオがそろったね!猛暑か熱暑に向かって ゴー!でも灼熱まぜそばの「口元を拭いたタオルで目元を拭かないで」との注意書きの辛さだなんて口に入れても喉は通るのかな?(笑)
猛暑商戦 暑さには熱く…趣向こらす「激辛」新メニュー
毎日新聞 2017年7月24日 19時57分
百貨店は特有サービスで 熱を帯びる各社の戦略
9月にかけて全国的に平年を上回る気温が予想される中、猛暑をにらんだ新商品の投入や関連商品の増産などが広がっている。飲食店やコンビニなどは夏に食欲が高まる「激辛」の新メニューを投入。客足が遠のくことを懸念する百貨店は猛暑日特有のサービスを行うほか、ビールなど飲料大手が増産を進めている。猛暑は個人消費の押し上げにつながるとされ、各社の戦略は熱を帯びている。
国内外で約30店舗を展開するつけ麺専門店「三田製麺所」は6月下旬から、新商品「灼熱まぜそば」(並930円)を一部店舗で発売。メキシコ原産の唐辛子の一種・ハバネロなどを使い、通常メニューの「辛つけ麺」より最大で 16倍辛く仕上げた。2~3口食べると顔からすぐに汗が噴き出す。チラシには「口元を拭いたタオルで目元を拭かないで」と注意書きも添えられるほど。9月末まで提供する予定で、「猛暑を激辛の食事で汗をかいて乗り切るのは夏の習慣となりつつある」(運営会社のエムピーキッチン)と意気込む。
ファミリーマートは7月18日から、従来よりも辛さを増した韓国冷麺「激辛!!ビビン麺」(498円)を北海道を除く全国で発売した。従来のコチュジャンのたれに加え、今年はキムチも具に添えた。商品名に「激辛」を入れ、「この夏はあえて『激辛』好きな消費者にアピールしたい」(同社)と狙いを語る。
東ハトはスナック菓子 「暴君ハバネロ」 シリーズで、6月から新商品「暴コーン」(希望小売価格152円前後)を発売。発売中のシリーズ商品で最も辛く、今後もラインアップの充実を図る予定。同社は「特に若年層に刺激を求める傾向が強い」と分析する。
百貨店では、松屋浅草店(東京都台東区)が8月末まで、前日の天気予報で35度以上の猛暑日が予想される日に集客サービスを実施。商品を1080円以上買った客にドリンクを先着順でサービスする。
気象庁によると、この夏(7~9月)の気温は平年より高くなる見通し。ビールなど飲料大手も猛暑の到来に備えて増産計画を進めている。
サントリーは7~8月、ビールや缶チューハイなどを昨年同期と比べて約1割増産。アサヒグループも炭酸飲料「ウィルキンソン」の7月の生産を前年より3割増やすなどする。キリンもノンアルコールビールを去年の2倍増産。サッポロも8月のビール製造を6・2%増やす計画で、業界は「猛暑の経済効果は見逃せない」(アサヒグループ)と商機に期待を寄せている。
アイスクリーム関連では、江崎グリコが2月に製造ラインを新設した千葉県の工場で需要に応じて増産を進める。【竹地広憲】
猛暑と消費
猛暑など晴天が続いて気温が高い日が続くと、一般的に消費全体が増える傾向にある。市場調査会社インテージによると、2010年夏の猛暑の際には、香辛料▽スポーツドリンク▽制汗剤--などの売り上げが前年より2割以上増加。「今年の夏も猛暑なら『食欲減退対策』などの関連商品が伸びそう」と見込む。第一生命経済研究所の永浜利広首席エコノミストによると、7~9月期の気温が1度上昇すると家計消費支出が3200億円(0・5%)押し上げられるという。エアコンなどの家電や飲料、外食産業などに恩恵が広がる。だが、一時的な支出の増加に過ぎず、「その後は節約志向になる反動も予想される」(永浜氏)という。
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