街角から：ハリウッドの魅力　ロサンゼルス支局・長野宏美 / 毎日新聞

米本学仁（たかと）さん（３６）　　　　　　　　

　昨日たまたま、私めに、さっちんさん、reeさん、ひよりさんのお三方から明石の自主制作映画に応募しろしろと書きこまれたので、きっぱりお断りしたところ、またもタワラジェンヌさんから追い打ちの書込みが入った(笑)

　ところが、今ネットを見ていたらロサンゼルスのミツワでラーメン食べていたら声がかかっていきなりハルウッド映画に出演したといううじゃーないか！こんな話が飛び込んで来たら小父さんも一晩くらい考えこんでしまいそう！(爆)

　　

街角から：ハリウッドの魅力　ロサンゼルス支局・長野宏美　　

毎日新聞　2015年11月05日　東京朝刊

　「映画に出ないか？」。洋画が好きで、２００７年にプロデューサーを目指して大阪から渡米した米本学仁（たかと）さん（３６）。ロサンゼルスの日系スーパー内でラーメンを食べていると、俳優にスカウトされた。身長１８０センチ、体重１３０キロの体格が決め手になったという。

　１週間後、オーディションに参加。指示通り演じると審査員が爆笑し「何て楽しいんだ！」と演技に目覚めた。ロケ地のハンガリーの首都ブダペストに飛んで、最初の撮影シーンは「スピード」や「マトリックス」で知られるキアヌ・リーブスさんとの共演だった。１３年公開のハリウッド映画「４７ＲＯＮＩＮ」で浪人役を演じ、俳優デビューを果たした。

　アメリカン・ドリームを体験し「実際に起きたから夢じゃない」と語る。今はハリウッドを拠点に自費で英語の発音や演技の指導を受けながら、映画やＣＭに出演している。大柄なアジア系はオーディションの機会が限られる。いつ仕事が来るか分からない不安もある。それでも、目いっぱい力を投じて物語を伝える仕事がたまらなく好きだという。

　来年３月公開の米動画配信企業ネットフリックスのコメディーに、店員役で出演する。「今回は人種や体格でなく演技力で選ばれた」。意志と実力次第で道は開ける。それがハリウッドの魅力でもある。
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初めまして！俳優の米本学仁です！