大惨事にならくてよかったものの、交差点で車が接触して補修するような話ではないよな!自衛隊が悪いのかトランスオーシャン航空が悪いのか、はたまた管制官の判断ミスなのか?
新幹線をも運行する日本でこんなことが起こるんだね。たぶん真相は玉虫色にうやむやに作文されそうだが、もう、家でじっとしているのが一番安全みたいだね。
我が国のレベルが発展途上国並みになったということかな。ああ、一社忘れてた、離陸滑走に入っていた全日空機だけには間違いはなさそうだ!(笑)
毎日新聞 2015年06月04日 15時01分(最終更新 06月04日 17時25分)
那覇空港で航空自衛隊ヘリが離陸滑走中の全日空機の前方を横切り、全日空機がとどまる滑走路に日本トランスオーシャン航空(JTA)機が着陸した二重トラブルで、管制官が「JTA機が着陸する前の段階で、着陸やり直しを指示した」と説明していることが、関係者への取材でわかった。JTAは「指示を受けた時点ですでに着陸していた」と説明しており、両者の主張が食い違っている形だ。【松本惇、町田徳丈】
国の運輸安全委員会は4日、現地での調査を開始。着陸やり直しを指示した管制官の判断や、指示と着陸のタイミングなどについて詳しく調べる。
トラブルは、3日午後1時20分過ぎ、新千歳空港行きの全日空機(乗員乗客83人)が滑走路北端から南方向へ離陸滑走していたところ、空自ヘリ(7人乗り)が前方の上空を横切り、急きょ離陸を中断した。滑走路に全日空機がとどまったため、管制官は着陸態勢に入っていた新石垣空港発のJTA機(ボーイング737−400、乗員乗客44人)に着陸やり直しを指示したが、JTA機はそのまま着陸した。
JTAは、パイロットから聞き取った結果として、「管制官から着陸やり直しの指示があった時点で、すでに着陸していた」と説明。停止のための逆噴射も作動しており、そこから離陸態勢に入ることはかえって危険だと判断したとしている。しかし管制官は、全日空機が滑走路で停止したのとほぼ同時に着陸のやり直しを指示しており、JTA機が着陸する前だったと説明しているという。
管制塔から滑走路までは距離があり、指示の段階で実際に機体が浮いていたかどうかは厳密には判断しにくい可能性がある。安全委は今後、フライトレコーダーなどを解析し、詳しい状況を調べる。那覇空港の航空管制は国土交通省の那覇空港事務所が担当し、トラブルのあった当時は全日空機やJTA機に同じ管制官が指示を出していた。
またJTAは、停止した時のJTA機と前方の全日空機の距離は400〜500メートルだったと説明。着陸について「安全を重視した判断だったが、国の調査を待ちたい」としている。