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光速「スプリング8」の施設見学

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この施設は、世界最高性能の放射光(非常に明るい光)を生み出すことができる大型放射光施設でSPring-8(スプリング・エイト)と呼んでいます。簡単にわかりやすく言うと、スーパー顕微鏡のようなものです。

兵庫県南西部の西播磨の播磨科学公園都市に立地しており、上郡町と佐用町にまたがる丘陵地帯を切り開いて造成されました。

SPring-8の名前の由来は、「スーパー(超=超高性能の)フォトン(光子=光の粒)リング(輪=円形加速器=蓄積リング)80億電子ボルト(=8ギガ電子ボルト)」を意味する英語Super Photon ring-8 GeV(80億電子ボルト)です。

この放射光を用いてナノテクノロジー、バイオテクノロジーや産業利用まで幅広い研究が行われています(上郡町の特産品と観光情報から)


  

 コミュニティセンターのセミナー教室・屋外研修について行ったが、技術的なことはちと難しい(笑)。大きな丸いリングは、周長が約1.5kmだとか。なんでも、研究分野は「生命科学・バイオテクノロジー」「産業」「物質科学・ナノテクノロジー」「考古学・科学鑑定」「地球・惑星科学」などで身近な話題では・・・犯罪捜査で和歌山毒物カレー事件での毒物分析や警察庁長官狙撃事件の重要人物とされる巡査長のコートやメガネの付着物分析に使用されたり 国内の各大学および理研や原研による学術利用だけでなく、製薬会社、製鉄会社など、30社以上の産業利用や海外の研究機関の利用もあり、専用のビームラインが設けられている場合もある。2008年度には、今まで他社と共同でビームラインを利用していたトヨタ自動車が、単独企業としては初めて専用のビームライン の新設に着手しているとか。

 この施設も理化学研究所のものだが、見学会の説明をされている女性がノーベル賞候補の話しをしていたのがよく聞き取れなかったが同研究所の十倉好紀創発物性科学研究センター長(60)が選ばれたんだね。


      

   

     

赤とんぼ荘から見た「たつの」の町     

 

  山田耕筰の作曲による童謡の「赤とんぼ」は三木露風(作詞)が、故郷である兵庫県揖保郡龍野町(現在のたつの市)で過ごした子供の頃の郷愁から作ったといわれているが、その地「赤とんぼ荘」で食事をして帰った。 


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