広告規制条例に業者悲鳴　京都、きょうから完全施行 /　SankeiPhoto

　京都市屋外広告物条例に対応するため、白地に黒いロゴを使ったローソン八坂神社前店　＝８月　　　　

　　

広告規制条例に業者悲鳴　京都、きょうから完全施行
2014.09.01 SankeiPhoto
古都の景観を守るため看板の大きさや色を規制する京都市屋外広告物条例が、１日から完全施行された。市は違反を続けた業者名の公表や強制撤去も辞さない構え。全国で最も厳しいとされる規制に、改修や撤去費用を全額負担する業者からは悲鳴も上がる。

　条例は2007年に大幅改正し、市内全域で屋上広告や点滅式照明が禁止になった。21の規制区域ごとに広告物の面積と高さ、色を細かく制限。是正のため７年間の猶予期間を設けた。約４万５千件の屋外広告物のうち、今年７月時点で約１万件が違反の状態にある。


　　　
京都市屋外広告物条例の完全施行を前に、派手な看板が姿を消した四条通　＝８月


　
2007年に京都市屋外広告物条例が大幅改正される前の四条通　


　　

　 これは広告で売上を上げている業者が、自費で撤去とは大変だね。でも京都を訪れる観光客からは歓迎されそうな気がする。

　ずいぶん前だが、漫画家の　蛭子 能収（えびす よしかず）氏　が、航空障害灯（下の写真）が東京の景観を損ねている。と声を大にしてテレビで怒っていたのを思い出した。もう言っていないのかな〜？(笑)