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ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクションに行ったけど・・・

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 美術館の代名詞ともいわれるピエロ・デル・ポッライウォーロの《貴婦人の肖像》
1470年頃テンペラ・板 45.5×32.7cm   

  

 今日は雨嵐かと思っていたが、晴れてきたので傘持ちで、大阪、阿倍野にそびえ立つ日本一高いビルあべのハルカス美術館に行って来た。なんでも (小さな写真はクリックで拡大)
  スカラ座やドゥオーモにほど近いミラノの中心地にあるポルディ・ペッツォーリ美術館は、ヨーロッパで最も優雅な邸宅美術館といわれています。 ジャン・ジャコモ・ポルディ・ペッツォーリは1822年7月27日、ミラノに生まれました。1846年、24歳の若さで、彼は先祖代々の素晴らしい財産を受け継ぎます。それらはパルマの名門ポルディ家出身の祖父と、ベルガモの名門ペッツォーリ家出身の祖母の財産、そして父が結婚したミラノ有数の貴族トゥリヴルツィオ家の財産を加えた、莫大にして華麗なるコレクションでした。とか。

 頭の写真《貴婦人の肖像》は音声ガイドも聴きながらしっかり見つめて(笑)きたけど、特に印象深かったのは最初に飾られていた《騎兵用甲冑(復元的合成)》1570-1580年頃  部分的に彫刻刀による線刻、黒染めされた鋼鉄と  カナレット《廃墟と古代建造物のあるカプリッチョ》(カプリッチョはイタリア語で「気まぐれ」を意味する。)1756年頃 油彩・キャンヴァス 91×124.8cmに

    
ロレンツォ・ロット《聖母子と聖ザカリアと洗礼者聖ヨハネ》1546年
油彩・キャンヴァス 48.7×63.6cm ロレンツォ・ロットは16世紀の北イタリアで活躍した画家です。本作品には、聖母の腕に支えられ、聖ヨハネに祝福を与える幼子イエスが表されています。ヨハネの父、聖ザカリアは、ルカの福音書が語るように、息子の名「この子の名はヨハネ」と書かれた巻き紙を持ち、聖ヨハネをイエスに紹介しています。

  いやはや、昼の12時間に入ってお腹がグーグー鳴りだしたのと、クーラーが寒かったのと作品の多さで疲れて二度ほど座りこんでしまった。

 甲冑に盾や兜に槍などが置かれていたが式典用なのか精巧な模様も施されていて長い間見とれてしまった。
ポルディ・ペッツォーリさんも気品もあるし、それはそれは立派な髭をたくわえていたんだね。手入れも大変だったろう(笑)。

 「聖ヨハネに祝福を与える幼子イエス」に立ち止っってしまった。宗教画とはこのようなものなんだろうがその宗教とは何なのか、これは少し入って行かないと文化、文明が感覚的にでも理解することが出来ないとつくづく思った。仏教徒?は何も知らなくても仏教徒でいられるのかな(笑) 

 いやいや、イタリア貴族の財力って想像を絶するね。

 コレクションのHPは  こちら   


  

     
地上300m日本一の超高層ビル「あべのハルカス」

もう少し広々とした所に建てたらよかったのにとは小父さんの感想。

 

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