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記事/余録:自ら薬を調合するマニアだった徳川家康は…

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 毎日新聞 2012年08月01日 00時08分

 自ら薬を調合するマニアだった徳川家康は出陣の際に「御笠間薬(おんかさまやく)」と呼ばれた暑気あたりよけの薬を笠の裏にしのばせていたという。薬の効き目のほどは知らないが、炎暑の陣中での暑気あたりには十分用心をしていたらしい家康である

 ▲一方徳川の世も終わりに近い十二代将軍の家慶は暑気あたりで死去したそうだ。黒船も来航した1853(嘉永6)年7月は炎暑が厳しく、60歳の家慶は倒れた6日後に死んだ。篠田達明著「徳川将軍家十五代のカルテ」(新潮新書)は熱中症が原因の心不全と見る

 ▲そういえば日本には天皇や将軍にも避暑の習慣がない。明治になって日本の夏に閉口した外国人が信州などに避暑地を作るまで、日本人は権力者も、富豪も、庶民も「蒸し暑さの平等」を生きていた。衣住の自由のない将軍の熱中症の危険は大きかったかもしれない

 ▲さてきょうからは8月。連日各地に高温注意情報が出されるなか、全国の熱中症による救急搬送が1週間で8000人を超えたという。その間死者も16人出ている。ニュースでは学校の部活などでの発生が目を引くが、搬送された人の半数近くは65歳以上の高齢者だ

 ▲65歳の人は25歳の人に比べ汗をかき始める気温が3度高く、体温上昇も最大4倍になるとのコンピューター分析結果も報じられた。室内でも熱のこもる浴室やトイレ、火を使う台所や風通しの悪い寝室は危険で、高齢者はどうかエアコンをうまく使っていただきたい

 ▲今月もとくに初旬は東北から中国地方の広い範囲で猛暑が予想されている。ここは家康の用心深さに学び、水分や塩分補給にも工夫をこらしたいところだ。





 そうか!昔の貴族も侍も暖房や冷房の恩恵をほとんど受けていなかったのか。小父さんも子供の頃、家に石油ストーブが入る以前は火鉢ほかの簡易暖房でよく辛抱していたと思う。

 そうだ!福岡でキャンプ好きのデパートの社長さん夫婦も家にはエヤコン設備があるにも関わらず夏は扇風機とうちわでしのいでいたな。今の私は、家に居るのでクーラーは使わなくたって平気だが、屋外は用心した方がいいと最近とみに思うようになった。

 上のコラムにある「65歳の人は・・・汗をかき始める気温が3度高く」は家内からうるさいくらい言われつづけている。昨日、たまたま中学校の横えお通ったら炎天下の下でサッカーをやっているではないか!驚いたね〜。ところが待機している生徒たちはテントの下にたくさん居た。なるほど、昔はあんな光景はなかったななんて感心した。

 特に盆明けくらいまで、屋外作業をしている方たちは熱中症対策を充分にして下さいね。体調の不調も舐めてかかると命取りになります。病院に駆け込むことが肝心ですね。 


  

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第2セット、フォアハンドで打ち返す石川=ロンドンのエクセルで2012年7月31日、佐々木順一撮影  



  う〜ん、まだ銅メダルの可能性はあるんだね。確かシングルスの日本初めての4強入りだったんだね。世界を転戦 新境地の記事はこちら 




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