Quantcast
Channel: 小父さんから
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4329

映画  『エル・シド』 ( El Cid) 1961年  アメリカ・イタリア合作映画

$
0
0
ラブストーリーでは全くない。物語の初めに許嫁であったソフィア・ローレンの父親をチャールトン・ヘストンが殺してしまう。 


  

 11世紀後半のレコンキスタで活躍したカスティーリャ王国の貴族エル・シドことロドリーゴ・ディアス・デ・ビバールの生涯を描いた作品。
詳細は「エル・シッド」および「レコンキスタ」を参照

 ストーリー
 物語は1080年から始まる。史実ではその時点でフェルナンド王は既に死んでいる(1065年没)が存命中として描かれている。

カスティーリャ王国の若き武将ロドリゴは、イベリア半島に攻め込んで来たムーア人との戦の末に捕らえた敵軍の首長ムータミンとカディアを、捕虜として王に引き渡すことなく、生かして逃がす。これに恩を感じたムータミンはロドリゴに「エル・シド」の尊称を贈るとともに友情を誓う。しかし、捕虜を逃がしたためにロドリゴは反逆者と見なされ、彼と深く愛し合う婚約者シメンの父で最高戦士であるゴルマス伯爵は、ロドリゴの父ドン・ディエゴを公の場で激しく侮辱する。これに怒ったロドリゴはゴルマス伯爵に謝罪を求めるが、頑なに拒否される。その結果、2人は決闘することになり、激しい闘いの末にゴルマス伯爵が死ぬと、息を引き取る父に復讐を頼まれた娘シメンはロドリゴを激しく憎むようになる。反逆者の汚名が消えないままのロドリゴは、アラゴン王国からカスティーリャ王国に挑まれたカラオラの地を賭けた最高戦士同士の一騎打ちに志願する。苦戦の末、アラゴンの最高戦士ドン・マルティンを辛くも倒したロドリゴは汚名を返上し、名実ともにカスティーリャ王国の最高戦士となる。その後も王国の英雄として戦功をあげ、その褒美としてシメンとの結婚を認められるが、シメンのロドリゴへの憎しみは消えず、シメンを愛するオルドニェス伯爵を使ってロドリゴを殺そうとまでする。ロドリゴはそれらの全てを知りつつもシメンを愛する気持ちが変わることはなく、全てを受け入れてシメンと結婚する。

キャスト
ロドリゴ(エル・シド) - チャールトン・ヘストン: カスティーリャ王国の貴族で武将。
シメン - ソフィア・ローレン: ロドリゴの許嫁。         
(ウィキペディア) 




 たぶんこの映画1年以内に観ているんだが、一昨日の昼に録画していたのをまた必死で(笑)観た。これで終わりか〜と思ってほっとしていたところIntermission(途中休憩)だったので、一旦他のことをしてまたテレビに向かった(笑)。

 いやー大スペクタルだな。一体ぜんたいどれだけのエキストラが撮影に加わったんだろう?テレビの画面には全ての映画は映らないので、映画館で観ると70mm映画だし物凄い迫力だろう。今日のCG時代にはこんな映画は絶対作られないよね。

 若き日のソフィア・ローレンはやはり魅力的だ。長い長い物語なのにずっと惹きつけられるから不思議だ。下の動画はラストシーンだが、10分13秒となっている。軍隊のパレードにドラムを使って兵隊を鼓舞する理由が分かった気がした。日本の戦国時代にはほら貝なのかな。太鼓や笛の音が聞かれるようになったのはいつの時代からだっけ?

El Cid 1961 - Battle of Valencia    

Viewing all articles
Browse latest Browse all 4329

Trending Articles