毎日新聞 2013年11月26日 東京夕刊
高校出てから50年。25年ぶりに「昭和38(1963)年卒の同窓会」を開いたら、40人集まった。来年3月までに全員69歳。連絡が取れたが、死んでいたのが27人もいた。
「それにしても、お互い、白くなったなあ」
妙に感じ入っているヤツがいるので、罪悪感に駆られ「俺は染めてる」と白状したら「そりゃ、分かるさ。このシワの数なら、もっと白くないとおかしい」。大笑いになった。
「シワは隠せないからな」と誰かが言うと「注射で隠せる。ヒアルロン酸とか。ボトックス注射は顔を動かした時にできる表情ジワに効果があるんだ」。
“もの知り”はいるものだ。
「倍賞美津子の堂々たるシワ」が話題になった。
社会現象になったドラマ「半沢直樹」。平均視聴率35・9%(関東地区)を記録した第9話で「伊勢島ホテルを動かしてきたのは、この私です!」と言って、半沢と対決した女専務・羽根。演じた倍賞美津子は我々より二つ年下の67歳。アップになった時のシワに圧倒され、若い女性からは「シワが魅力的! 私も、ナチュラルに年を取りたい」という“賛美”ばかりだった。
アントニオ猪木、萩原健一の2人の男性と大恋愛、1997年には直腸がん。直腸を摘出し、人工肛門を着けることを決めた。
隠さないシワの一本一本に人生が刻まれている。
来日したキャロライン・ケネディ駐日米大使の「55歳のシワ」も話題になった。年齢の割にシワが深い?
これまでの駐日大使は知日派、親日派と言われたが、その実、日本政府の手法を知り尽くし、外務省中枢をコントロールする“ジャパン・ハンドラー”(日本を飼い慣らした人物)ばかりだった。
「安倍政権の国力強化路線と馬が合う共和党系とキャロラインはまるで違う。バリバリのリベラル左派で、イラク戦争にも最初から反対した」と“もの知り”が解説する。彼女の登場で、日米関係は変わるのか?
「難しい話は苦手だけど……シワを隠さないのが新しい美容法、好きだなあ」というキャロラインファンも現れて……50年もたてば、関心事はイロイロだった。(専門編集委員)
小父さんもケネデイ新大使の顔のしわには最初に驚いた。大富豪のケネデイさんならお金にいとめをつけずに美顔整形に手入れするだろう!と思うのは日本の常識なのか?reeさんアメリカ女性はしわにはお金はかけないのですか?(笑)
牧太郎さんが言うように、ドラマに出ていた、倍賞美津子の顔にも年齢を感じた。堂々としているのが自然体なんだろうか。倍賞千恵子、倍賞美津子姉妹なんて輝いていたよね。そうか、姉さんがもう72歳にもなるんだ。
さて、さてケネデイ新大使には、アメリカの顔を配置したという意見から、中国に韓国に着任したアメリカ大使は実力派で彼女は政治へど素人という賛否両論があるようだね。現在のところ好感度は高いのじゃーないのかい。
そう言えば、今日の毎日の読者投稿に前「ルース大使ありがとう」と題した大学の名誉教授の「日米親善に草の根的なご尽力を重ね、その重責を立派に果たされ、日米親善に献身的勤められた功績は日本国民は決して忘れないでしょう。云々」 が載っていた。マスコミさん前大使の離日の報道はちゃんとしたかい?ケネデイ新大使も前任者に学びましょう!
高校出てから50年。25年ぶりに「昭和38(1963)年卒の同窓会」を開いたら、40人集まった。来年3月までに全員69歳。連絡が取れたが、死んでいたのが27人もいた。
「それにしても、お互い、白くなったなあ」
妙に感じ入っているヤツがいるので、罪悪感に駆られ「俺は染めてる」と白状したら「そりゃ、分かるさ。このシワの数なら、もっと白くないとおかしい」。大笑いになった。
「シワは隠せないからな」と誰かが言うと「注射で隠せる。ヒアルロン酸とか。ボトックス注射は顔を動かした時にできる表情ジワに効果があるんだ」。
“もの知り”はいるものだ。
「倍賞美津子の堂々たるシワ」が話題になった。
社会現象になったドラマ「半沢直樹」。平均視聴率35・9%(関東地区)を記録した第9話で「伊勢島ホテルを動かしてきたのは、この私です!」と言って、半沢と対決した女専務・羽根。演じた倍賞美津子は我々より二つ年下の67歳。アップになった時のシワに圧倒され、若い女性からは「シワが魅力的! 私も、ナチュラルに年を取りたい」という“賛美”ばかりだった。
アントニオ猪木、萩原健一の2人の男性と大恋愛、1997年には直腸がん。直腸を摘出し、人工肛門を着けることを決めた。
隠さないシワの一本一本に人生が刻まれている。
来日したキャロライン・ケネディ駐日米大使の「55歳のシワ」も話題になった。年齢の割にシワが深い?
これまでの駐日大使は知日派、親日派と言われたが、その実、日本政府の手法を知り尽くし、外務省中枢をコントロールする“ジャパン・ハンドラー”(日本を飼い慣らした人物)ばかりだった。
「安倍政権の国力強化路線と馬が合う共和党系とキャロラインはまるで違う。バリバリのリベラル左派で、イラク戦争にも最初から反対した」と“もの知り”が解説する。彼女の登場で、日米関係は変わるのか?
「難しい話は苦手だけど……シワを隠さないのが新しい美容法、好きだなあ」というキャロラインファンも現れて……50年もたてば、関心事はイロイロだった。(専門編集委員)
小父さんもケネデイ新大使の顔のしわには最初に驚いた。大富豪のケネデイさんならお金にいとめをつけずに美顔整形に手入れするだろう!と思うのは日本の常識なのか?reeさんアメリカ女性はしわにはお金はかけないのですか?(笑)
牧太郎さんが言うように、ドラマに出ていた、倍賞美津子の顔にも年齢を感じた。堂々としているのが自然体なんだろうか。倍賞千恵子、倍賞美津子姉妹なんて輝いていたよね。そうか、姉さんがもう72歳にもなるんだ。
さて、さてケネデイ新大使には、アメリカの顔を配置したという意見から、中国に韓国に着任したアメリカ大使は実力派で彼女は政治へど素人という賛否両論があるようだね。現在のところ好感度は高いのじゃーないのかい。
そう言えば、今日の毎日の読者投稿に前「ルース大使ありがとう」と題した大学の名誉教授の「日米親善に草の根的なご尽力を重ね、その重責を立派に果たされ、日米親善に献身的勤められた功績は日本国民は決して忘れないでしょう。云々」 が載っていた。マスコミさん前大使の離日の報道はちゃんとしたかい?ケネデイ新大使も前任者に学びましょう!