北アルプス・真砂岳で雪崩、７人死亡　登山やスキー客　　　産経ニュース

北アルプス・真砂岳で起きた雪崩現場付近を捜索する救助隊員ら＝２３日午後３時２８分、富山県立山町で共同通信社ヘリから


　　

　2013.11.23 16:09 ［事故・災害］産経ニュース

　２３日午前１０時５５分ごろ、富山県立山町の北アルプス・真砂岳（２８６１メートル）西側斜面で、幅約３０メートル、長さ約６００メートルにわたって雪崩が起きた。県警などが、登山やスキーをしていて巻き込まれた男性４人と女性３人を発見。富山市と同県高岡市の病院にヘリコプターで搬送したが、７人とも死亡が確認された。

　県警によると、長野県の男性（３２）が約３キロ離れた地点で雪崩を目撃。登山客ら数人の姿が見えなくなったことから１１０番した。県警は７人の身元を確認中。

　富山県警などは、さらに巻き込まれた人がいないか捜索している。

　北アの標高約２４００メートル付近にあるホテルによると、周辺の積雪は約２．１メートルだった。

　　

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　先日、友人が旅行のついでに室堂から少し登ったという話をブログで読んだとこだった。山岳ガイドの男性（７２）と女性（５８）二人も亡くなったというではないか。立山には２００９年の夏に登ったが、冬山の恐ろしさって計り知れないことを痛感する。１１月の２度目の連休ということで遭難者の方々の心もはずんでいただろうに、何とも痛ましい。

　２００９年７月には北海道大雪山系で悪天候に見舞われ、ツアーガイドを含む登山者９名が低体温症で死亡した事故もあったので、小父さんの立山登山にも家内の猛反対もあったことも思い出す。山は一年中、甘くみてはいけないということなんだろう。

　遭難者のご冥福を心からお祈り申し上げます。