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余録:7年後の東京五輪開催が決定して以降、前回東京大…「視聴率が40%を超えるかどうか」

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余録:7年後の東京五輪開催が決定して以降、前回東京大…

毎日新聞 2013年09月22日 00時40分(最終更新 09月22日 00時41分)

 7年後の東京五輪開催が決定して以降、前回東京大会(1964年)の映像がしばしばテレビで流れる。開会式と並び登場回数が多いのは、女子バレーボールで日本がソ連を破り金メダルを決めた瞬間だ

▲鬼監督の下、猛練習でつかんだ栄冠。こう紹介されるのが定番だが、今夏出版された「『東洋の魔女』論」(新雅史(あらた・まさふみ)著、イースト新書)は忘れがちな史実を思い出させてくれる一冊だ

▲例えば代表選手の大半はニチボー(現ユニチカ)の大阪南部にあった一工場「ニチボー貝塚(かいづか)」の所属で、会社の全面支援により事前に欧州遠征もしていたこと。「金メダル有望」と踏んだ日本関係者がソ連を巻き込んでロビー活動した結果、女子バレーは東京大会のぎりぎり2年前、初めて五輪種目になったこと

▲ところが、そんな会社や国を挙げての大プロジェクトだったにもかかわらず、選手の夢は「早く退社し主婦になる」だった。後の女性の社会進出を見ると隔世の感がある

▲ただ、かつて女性にとって劣悪な労働環境だった繊維産業の「哀史(あいし)」を振り返れば、確かに当時は「世界一の魔女」が「普通の主婦」に転じるのは女子工員全体の夢だったかもしれない。そして、それは高度経済成長に突入した時代を象徴する出来事だったろう

▲時は移り、今夜はTBS系の人気ドラマ「半沢直樹(はんざわ・なおき)」の最終回。視聴率が40%を超えるかどうかがテレビ界の関心事だそうだ。ちなみに、あの日ソ戦のNHK視聴率(関東)は66%で、スポーツ中継では今も歴代1位の数字である。ここは「すごい時代だった」と懐かしむだけでなく、その歴史の背景も記憶にとどめたい。





 なるほどね〜、かって都はるみも「普通のおばさんになりたい」と言って歌手活動を停止したり、キャンディーズも「普通の女の子になりたい」と言ったんじゃーなかったかな?

 世界一なんていうのは、常にそんな気持ちと裏腹なんだろう。今、たまたまウィキペディアでニチボー貝塚258連勝の戦績一覧なんてのを見つけて上にリンクをつけたが、今のプロ野球界のマー君も真っ青だね(笑)。いや、凄いというか化け物だ。よく耐え抜いたものだ。 


   
 

      

  いいね〜、「半沢直樹」。小父さんもこんな出向命令の結末をを予測していなかったけどこれが池井戸潤作品の面白いところであり、世の中はこんなスタンスで動いていると思う。頭取の北大路欣也さんも上手い!


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