SANSPO.COMから 九回の乱闘で、星野監督は渡辺監督と対峙(たいじ)。闘将が久しぶりに?闘将になった(撮影・中井誠)
乱闘の終盤は、星野監督(右)と渡辺監督のにらみ合いが続いた
1回、楽天・ジョーンズにスライディングで倒される西武・山崎浩司(右)
7回、死球を受ける楽天・ジョーンズ
9回、楽天・小山の投球が西武・スピリーの背面を通過した
九回、西武・スピリーへの投球を巡ってベンチから飛び出した西武・渡辺監督。楽天・星野監督が応戦=県営大宮(撮影・中井誠)
これらの写真を見ていると1900年生まれの親父と博多の家の近所で子供たちに柔道を教えていた、とてもやさしくて気の弱いご主人を思いだす。
日頃は二人とても冷静なんだが、力道山をはじめプロレスがとても好きだった。正確な因果関係は分からないのだが、血の気の多い映像を見ながら二人ともどうも若き血潮を呼び起こしているようだった。小父さんも始めは夢中になっていたが、途中からそうでもなくなった。
この写真を見ている自分を第三者的に観察すると(笑)、どうも小父さんもそのような年齢になってきたのじゃーないかな!?渡辺監督君、まともにやったら星野のおっちゃんくらい突き飛ばせるだろうって!(笑)
サッカーはどうなんだろう?時々、海外のサポーターも交えての大乱闘のテレビは観るけど最近の国際試合なんかを見る限りではピッチの上で格闘やって終了のホイッスルがなったら、全員が相手チームと握手をしたり、ジャージの交換から抱き合ったりしている。サッカー選手は、ましてや両チームの監督たちは小突き合いなんてしないみたいだが・・・、どこが違うのかな?
そうだそうだ、小父さんはどちらのファンでもないけど、アクの強い星野氏の能書きは最近聞きたくなくなった。
(パ・リーグ、西武1−10楽天、9回戦、西武5勝4敗、27日、県営大宮)闘将、ここにあり!! 楽天は27日、西武9回戦(県営大宮)を熱い闘いで制した。九回二死無走者から小山伸一郎投手(35)が、西武のライアン・スピリー外野手(33)=レンジャーズ3A=に対し、背後を通るボールを投げ、両軍が飛び出して乱闘に発展。星野仙一監督(66)が、渡辺久信監督(47)の右手を押さえてにらみ合いの末、10−1の“熱勝”。首位ロッテと2ゲーム差の2位を死守した。
大宮の生ぬるい風が突然“熱く”なった。九回二死無走者。小山伸の初球、143キロの直球が、スピリーの背後を通過。これが乱闘へのゴングだった。
「オーイ!」「どうなってんだ!」。両軍たまらずグラウンドに飛び出す。小山伸は西武・河田コーチに右耳裏をつかまれるなど、小競り合いに。選手、コーチらがもみ合うなか、星野監督が渡辺監督の右腕を押さえ込んだ。約3分間の乱闘の最後は、両指揮官のにらみ合いだった。
乱闘の伏線は一回にあった。一死満塁から、マギーの三ゴロを西武が5−4−3の併殺で打ち取ろうと試みた。ところが三塁・ヘルマンから転送されたボールを二塁ベース上で捕球した山崎の左足首に、一走・ジョーンズが強烈なタックル。山崎はプレーを続けたが、この回途中で交代。異常はなかったが、さいたま市内の病院で検査するはめになった。
「何もエキサイトしてないよ。三塁手がジャッグルして二塁手に放ったのが遅かった。当たり前のプレー。二塁手もなんでもっと早く放ってこないんだ、と思ったんじゃない」星野監督は、このシーンをこう振り返った。
一方、西武側は故意ではなかったにしろ、4番手・山本が七回、ジョーンズの左手甲に死球。ここで楽天側が“ブチッ”。9点差があるにも関わらず九回に勝ちパターンの小山伸を投入していた。
右腕は「主力(ジョーンズ)がやられた。プレーの中でのスライディングのことを言ってきて。あの点差で僕が行くんだからそういう(絶対勝つ)こと」と興奮の表情を浮かべた。
数々の修羅場をくぐってきた星野監督にとって、今季は勝負の年。2011年の楽天監督就任以降、派手な乱闘はなかったが、この日ばかりは抑えきれなかった。混パの中、一戦一戦が大きな意味を持つ。大量リードしていながら、乱闘で渡辺監督の右腕をぎゅっとつかみ、にらみ合った執念は、勝利へのこだわりからだった。
一方、渡辺監督は「野球を真剣にやっているんだからこういうことはある」とベンチに戻っても興奮を隠せなかった。
9点差のワンサイドながら、楽天は“熱戦”を制し、首位ロッテと2ゲーム差の2位を守った。 (高橋かずみ) SANSPO.COM
写真がまだあった!(笑)
乱闘でにらみ合う巨人・王監督と中日・星野監督(左)=撮影日1987年6月11日
細川への死球でベンチを飛び出し怒る西武・渡辺監督(左から3人目)=撮影日2008年4月30日
乱闘の終盤は、星野監督(右)と渡辺監督のにらみ合いが続いた
1回、楽天・ジョーンズにスライディングで倒される西武・山崎浩司(右)
7回、死球を受ける楽天・ジョーンズ
9回、楽天・小山の投球が西武・スピリーの背面を通過した
九回、西武・スピリーへの投球を巡ってベンチから飛び出した西武・渡辺監督。楽天・星野監督が応戦=県営大宮(撮影・中井誠)
これらの写真を見ていると1900年生まれの親父と博多の家の近所で子供たちに柔道を教えていた、とてもやさしくて気の弱いご主人を思いだす。
日頃は二人とても冷静なんだが、力道山をはじめプロレスがとても好きだった。正確な因果関係は分からないのだが、血の気の多い映像を見ながら二人ともどうも若き血潮を呼び起こしているようだった。小父さんも始めは夢中になっていたが、途中からそうでもなくなった。
この写真を見ている自分を第三者的に観察すると(笑)、どうも小父さんもそのような年齢になってきたのじゃーないかな!?渡辺監督君、まともにやったら星野のおっちゃんくらい突き飛ばせるだろうって!(笑)
サッカーはどうなんだろう?時々、海外のサポーターも交えての大乱闘のテレビは観るけど最近の国際試合なんかを見る限りではピッチの上で格闘やって終了のホイッスルがなったら、全員が相手チームと握手をしたり、ジャージの交換から抱き合ったりしている。サッカー選手は、ましてや両チームの監督たちは小突き合いなんてしないみたいだが・・・、どこが違うのかな?
そうだそうだ、小父さんはどちらのファンでもないけど、アクの強い星野氏の能書きは最近聞きたくなくなった。
(パ・リーグ、西武1−10楽天、9回戦、西武5勝4敗、27日、県営大宮)闘将、ここにあり!! 楽天は27日、西武9回戦(県営大宮)を熱い闘いで制した。九回二死無走者から小山伸一郎投手(35)が、西武のライアン・スピリー外野手(33)=レンジャーズ3A=に対し、背後を通るボールを投げ、両軍が飛び出して乱闘に発展。星野仙一監督(66)が、渡辺久信監督(47)の右手を押さえてにらみ合いの末、10−1の“熱勝”。首位ロッテと2ゲーム差の2位を死守した。
大宮の生ぬるい風が突然“熱く”なった。九回二死無走者。小山伸の初球、143キロの直球が、スピリーの背後を通過。これが乱闘へのゴングだった。
「オーイ!」「どうなってんだ!」。両軍たまらずグラウンドに飛び出す。小山伸は西武・河田コーチに右耳裏をつかまれるなど、小競り合いに。選手、コーチらがもみ合うなか、星野監督が渡辺監督の右腕を押さえ込んだ。約3分間の乱闘の最後は、両指揮官のにらみ合いだった。
乱闘の伏線は一回にあった。一死満塁から、マギーの三ゴロを西武が5−4−3の併殺で打ち取ろうと試みた。ところが三塁・ヘルマンから転送されたボールを二塁ベース上で捕球した山崎の左足首に、一走・ジョーンズが強烈なタックル。山崎はプレーを続けたが、この回途中で交代。異常はなかったが、さいたま市内の病院で検査するはめになった。
「何もエキサイトしてないよ。三塁手がジャッグルして二塁手に放ったのが遅かった。当たり前のプレー。二塁手もなんでもっと早く放ってこないんだ、と思ったんじゃない」星野監督は、このシーンをこう振り返った。
一方、西武側は故意ではなかったにしろ、4番手・山本が七回、ジョーンズの左手甲に死球。ここで楽天側が“ブチッ”。9点差があるにも関わらず九回に勝ちパターンの小山伸を投入していた。
右腕は「主力(ジョーンズ)がやられた。プレーの中でのスライディングのことを言ってきて。あの点差で僕が行くんだからそういう(絶対勝つ)こと」と興奮の表情を浮かべた。
数々の修羅場をくぐってきた星野監督にとって、今季は勝負の年。2011年の楽天監督就任以降、派手な乱闘はなかったが、この日ばかりは抑えきれなかった。混パの中、一戦一戦が大きな意味を持つ。大量リードしていながら、乱闘で渡辺監督の右腕をぎゅっとつかみ、にらみ合った執念は、勝利へのこだわりからだった。
一方、渡辺監督は「野球を真剣にやっているんだからこういうことはある」とベンチに戻っても興奮を隠せなかった。
9点差のワンサイドながら、楽天は“熱戦”を制し、首位ロッテと2ゲーム差の2位を守った。 (高橋かずみ) SANSPO.COM
写真がまだあった!(笑)
乱闘でにらみ合う巨人・王監督と中日・星野監督(左)=撮影日1987年6月11日
細川への死球でベンチを飛び出し怒る西武・渡辺監督(左から3人目)=撮影日2008年4月30日