主なキャスト
ジャック・セリアズ陸軍少佐 - デヴィッド・ボウイ、ヨノイ大尉(レバクセンバタ俘虜収容所所長) - 坂本龍一、ハラ・ゲンゴ軍曹 - ビートたけし、ジョン・ロレンス陸軍中佐 - トム・コンティ、拘禁所長 - 内田裕也、イトウ憲兵中尉 - 三上寛、カネモト朝鮮人軍属 - ジョニー大倉、ウエキ伍長 - 飯島大介、フジムラ中佐(軍律会議審判長) - 金田龍之介、イワタ法務中尉(軍律会議審判官) - 内藤剛志、俘虜収容所勤務の兵 - 三上博史
反響
試写会で自分の演技を見たたけしは、「自分の演技がひどすぎる」と滅入ってしまったが、共演の内田裕也やジョニー大倉は「たけしに全部持っていかれた」とたけしの存在感に悔しがったという。一方で、大島渚監督は周辺に「たけしがいいでしょう」と漏らし、同席した作家・小林信彦に、滅入っているたけしを褒めるよう要請している。後にたけしは「すぐれた映画監督というのは、その俳優が一番見せたくない顔を切り取って見せる人を言うんじゃないかな?」と、自分の演技を引き合いに大島の力量を絶賛した。~ウイキペディアから
テーマ音楽だけは何回も聞いていたものだが、いつものようにボーっと観ていたら、途中眠ってしまうのだが、殴るは、蹴るは、切腹するは全く知らない映画だったら消してしまっていただろうね。
日本、英国、オーストラリア、ニュージーランドの合作映画だそうだが、一体全体、大島渚監督は何を描きたかったなだろう?と思っていたら原作は南アフリカ共和国の作家、ローレンス・ヴァン・デル・ポストの短編集『影の獄にて』収録の「影さす牢格子」(1954年)と「種子と蒔く者」(1963年)に基づいていて、 作者自身のインドネシアのジャワ島での、日本軍俘虜収容所体験を描いたものなのだそうだ。
軽いショックを受けたね。今日のブログを「1日遅れのクリスマス」とでもしようかと思っていたが、とんだ勘違いだった。
『秋刀魚の味』予告編 / 小津安二郎監督作品 偉大なる映像作家・小津安二郎の遺作
あらすじ
大手企業の重役として働いている平山周平(笠智衆)は妻に先立たれ、長女の路子(岩下志麻)、次男の和夫(三上真一郎)と3人で暮らしている。
ある年の秋、路子の上司で、周平の旧友でもある河合(中村伸郎)が周平と会い、婚期を迎えた路子への縁談を持ちかけるが、路子が家を去ることを恐れた周平は「まだそんなこと考えてないんだ」と聞き流す。しかし、クラス会に呼んだ元恩師の佐久間(東野英治郎)が独身の娘(杉村春子)と2人でわびしく暮らしているのを知り、路子の幸福のためには結婚させるべきではないかと考え始める。
主なキャスト
平山周平:演 - 笠智衆・・・妻を亡くし、長女と次男の3人で暮らす、平山路子:演 - 岩下志麻・・・周平の長女で24歳。父と弟の身の回りの世話をする。平山幸一:演 - 佐田啓二・・・周平の長男、路子と和夫の兄。妻とともに新興の団地に住み、自ら夕食を作るなど家事に協力的である、平山秋子:演 - 岡田茉莉子・・・幸一の妻、平山和夫:演 - 三上真一郎・・・周平の次男・学生・幸一と路子の弟、河合秀三:演 - 中村伸郎(文学座)・・・周平の旧友・路子の会社の上司で、縁談を持ちかける、佐久間清太郎:演 - 東野英治郎(俳優座)・・・周平の旧制中学校時代の恩師・教師時代のあだ名は「ヒョータン」。作中時点では教師をやめ、娘・伴子とともに下町の工業地帯でラーメン店を営む、佐久間伴子:演 - 杉村春子(文学座)佐久間の娘・結婚せず父親とともにラーメン店を切り盛りする、佐久間は周平らに「自分の世話をしているうちに婚期を逃した」と語る、坂本芳太郎:演 - 加東大介(東宝)周平の海軍時代の部下。佐久間のラーメン店の近所で自動車修理店を営む。店を訪ねた周平と偶然再会し、「かおる」に連れて行く、河合のぶ子:演 - 三宅邦子・・・河合の妻、「かおる」のマダム:演 - 岸田今日子(文学座)、堀江晋:演 - 北竜二・・・周平の旧友。妻に先立たれたのち、年の離れた若い後妻と再婚したことから、周平にも再婚を薦める。~ウイキペディアから
『戦場のメリークリスマス』のクールダウンのつもりで観始めたが、まったく違う世界の小津安二郎監督の映画にも見入った。テンポがいいね~。
娘3人を嫁に出し、息子3人に所帯を持たせた私の父のことが思い出された。父は満州から南方の島の戦地で終戦を迎えたので上の映画とも重なる。いやはや、父(1900年生)と母(1908年生)の生涯を見ているようだとつくづく思った。この映画を通して自分はいつ、苦労したんだろう?なんて思い返す。この年になって名作にはいろんなことを学ぶ。
ジャック・セリアズ陸軍少佐 - デヴィッド・ボウイ、ヨノイ大尉(レバクセンバタ俘虜収容所所長) - 坂本龍一、ハラ・ゲンゴ軍曹 - ビートたけし、ジョン・ロレンス陸軍中佐 - トム・コンティ、拘禁所長 - 内田裕也、イトウ憲兵中尉 - 三上寛、カネモト朝鮮人軍属 - ジョニー大倉、ウエキ伍長 - 飯島大介、フジムラ中佐(軍律会議審判長) - 金田龍之介、イワタ法務中尉(軍律会議審判官) - 内藤剛志、俘虜収容所勤務の兵 - 三上博史
反響
試写会で自分の演技を見たたけしは、「自分の演技がひどすぎる」と滅入ってしまったが、共演の内田裕也やジョニー大倉は「たけしに全部持っていかれた」とたけしの存在感に悔しがったという。一方で、大島渚監督は周辺に「たけしがいいでしょう」と漏らし、同席した作家・小林信彦に、滅入っているたけしを褒めるよう要請している。後にたけしは「すぐれた映画監督というのは、その俳優が一番見せたくない顔を切り取って見せる人を言うんじゃないかな?」と、自分の演技を引き合いに大島の力量を絶賛した。~ウイキペディアから
テーマ音楽だけは何回も聞いていたものだが、いつものようにボーっと観ていたら、途中眠ってしまうのだが、殴るは、蹴るは、切腹するは全く知らない映画だったら消してしまっていただろうね。
日本、英国、オーストラリア、ニュージーランドの合作映画だそうだが、一体全体、大島渚監督は何を描きたかったなだろう?と思っていたら原作は南アフリカ共和国の作家、ローレンス・ヴァン・デル・ポストの短編集『影の獄にて』収録の「影さす牢格子」(1954年)と「種子と蒔く者」(1963年)に基づいていて、 作者自身のインドネシアのジャワ島での、日本軍俘虜収容所体験を描いたものなのだそうだ。
軽いショックを受けたね。今日のブログを「1日遅れのクリスマス」とでもしようかと思っていたが、とんだ勘違いだった。
『秋刀魚の味』予告編 / 小津安二郎監督作品 偉大なる映像作家・小津安二郎の遺作
あらすじ
大手企業の重役として働いている平山周平(笠智衆)は妻に先立たれ、長女の路子(岩下志麻)、次男の和夫(三上真一郎)と3人で暮らしている。
ある年の秋、路子の上司で、周平の旧友でもある河合(中村伸郎)が周平と会い、婚期を迎えた路子への縁談を持ちかけるが、路子が家を去ることを恐れた周平は「まだそんなこと考えてないんだ」と聞き流す。しかし、クラス会に呼んだ元恩師の佐久間(東野英治郎)が独身の娘(杉村春子)と2人でわびしく暮らしているのを知り、路子の幸福のためには結婚させるべきではないかと考え始める。
主なキャスト
平山周平:演 - 笠智衆・・・妻を亡くし、長女と次男の3人で暮らす、平山路子:演 - 岩下志麻・・・周平の長女で24歳。父と弟の身の回りの世話をする。平山幸一:演 - 佐田啓二・・・周平の長男、路子と和夫の兄。妻とともに新興の団地に住み、自ら夕食を作るなど家事に協力的である、平山秋子:演 - 岡田茉莉子・・・幸一の妻、平山和夫:演 - 三上真一郎・・・周平の次男・学生・幸一と路子の弟、河合秀三:演 - 中村伸郎(文学座)・・・周平の旧友・路子の会社の上司で、縁談を持ちかける、佐久間清太郎:演 - 東野英治郎(俳優座)・・・周平の旧制中学校時代の恩師・教師時代のあだ名は「ヒョータン」。作中時点では教師をやめ、娘・伴子とともに下町の工業地帯でラーメン店を営む、佐久間伴子:演 - 杉村春子(文学座)佐久間の娘・結婚せず父親とともにラーメン店を切り盛りする、佐久間は周平らに「自分の世話をしているうちに婚期を逃した」と語る、坂本芳太郎:演 - 加東大介(東宝)周平の海軍時代の部下。佐久間のラーメン店の近所で自動車修理店を営む。店を訪ねた周平と偶然再会し、「かおる」に連れて行く、河合のぶ子:演 - 三宅邦子・・・河合の妻、「かおる」のマダム:演 - 岸田今日子(文学座)、堀江晋:演 - 北竜二・・・周平の旧友。妻に先立たれたのち、年の離れた若い後妻と再婚したことから、周平にも再婚を薦める。~ウイキペディアから
『戦場のメリークリスマス』のクールダウンのつもりで観始めたが、まったく違う世界の小津安二郎監督の映画にも見入った。テンポがいいね~。
娘3人を嫁に出し、息子3人に所帯を持たせた私の父のことが思い出された。父は満州から南方の島の戦地で終戦を迎えたので上の映画とも重なる。いやはや、父(1900年生)と母(1908年生)の生涯を見ているようだとつくづく思った。この映画を通して自分はいつ、苦労したんだろう?なんて思い返す。この年になって名作にはいろんなことを学ぶ。