2025年大阪・関西万博に向け、工事が進む大阪市の人工島・夢洲=大阪市此花区で2023年11月19日午後2時12分、本社ヘリから
万博全体像 国費負担さらに1600億円 シャトルバスルート整備
/ 毎日新聞 2023/11/30 18:24 有料記事
政府は近く示す2025年大阪・関西万博の費用の全体像に、関連インフラ整備費として、会場となる人工島・夢洲(ゆめしま)と市街地を結ぶシャトルバスのルートとなる阪神高速「淀川左岸線」2期整備事業の約2900億円(国費負担約1600億円)を含める検討に入った。政府は別に会場建設費などで計1620億円の国費負担があると表明しており、国費負担の大きさに批判が出る可能性がある。
淀川左岸線2期整備は大半がトンネル区間で、大阪市中心部の梅田地区を南北に貫く「新御堂筋」と既に開通している1期区間との間、約4・4キロを結ぶ。19年11月、当時の松井一郎・大阪市長が万博開催時に新大阪駅や大阪駅から万博会場へ向かうシャトルバスなどが通行できるようにするため、26年度末の完成を目指していた区間の早期整備を図ると表明した。
さらに松井氏は20年1月、当時の菅義偉官房長官と面会。淀川左岸線について「万博会場へのシャトルバスの時間短縮や定時性を確保するためのアクセスルートとして非常に重要な路線」と強調し、「工事を前倒しし、早期整備を図るために必要となる財政支援について要望する」と求めた。
淀川左岸線 1期と2期工事区間
菅政権だった21年8月に政府の国際博覧会推進本部が決定した「大阪・関西万博に関連するインフラ整備計画」では、淀川左岸線2期整備を「会場へのアクセス向上」に関する主要事業と位置づけ、「万博会場までのシャトルバスルートとして暫定利用する」などと記している。
だが、淀川沿いの土壌汚染や軟弱地盤への対応が必要となり、事業費は当初の想定から2・5倍の2957億円に膨れあがった。国が55%、大阪市が45%を負担し、国費負担は最大1626億円と見込まれている。区間の完成は32年度に先送りされた。万博期間中は区間に仮設道路を整備して、シャトルバスの専用道として利用する。
政府のインフラ整備計画は、他にも主要事業として、万博会場の最寄り駅となる「夢洲駅」までの大阪メトロ中央線延伸(国費負担約88億円)などを明記しており、万博費用の全体像に含まれる関連インフラ整備費はさらに増加する可能性もある。
万博を巡り、政府は11月27日の参院予算委で、当初計画の1・9倍の最大2350億円(国費負担783億円)となった会場建設費とは別に「日本館」の建設費などに少なくとも837億円の国費負担があると表明した。野党は「国費負担が倍増している」と批判し、岸田文雄首相は「万博の全体像を透明性をもって国民の皆さんに示す」と約束している。【池田直】
真面目に読むのも阿保らしいが、まるで東京オリンピック 2020にそっくりだね。ただオリンピックは後から後から使った予算が漏れてきたが、万博は先に漏れてきただけなのかな?いや!万博後にあれにも使った、これにも使った、そして賄賂もこれだけ横行していたって出てくるんじゃーないだろうね?(笑)。何しろ国費って国民の税金だってことを忘れてしまいそう!
万博全体像 国費負担さらに1600億円 シャトルバスルート整備
/ 毎日新聞 2023/11/30 18:24 有料記事
政府は近く示す2025年大阪・関西万博の費用の全体像に、関連インフラ整備費として、会場となる人工島・夢洲(ゆめしま)と市街地を結ぶシャトルバスのルートとなる阪神高速「淀川左岸線」2期整備事業の約2900億円(国費負担約1600億円)を含める検討に入った。政府は別に会場建設費などで計1620億円の国費負担があると表明しており、国費負担の大きさに批判が出る可能性がある。
淀川左岸線2期整備は大半がトンネル区間で、大阪市中心部の梅田地区を南北に貫く「新御堂筋」と既に開通している1期区間との間、約4・4キロを結ぶ。19年11月、当時の松井一郎・大阪市長が万博開催時に新大阪駅や大阪駅から万博会場へ向かうシャトルバスなどが通行できるようにするため、26年度末の完成を目指していた区間の早期整備を図ると表明した。
さらに松井氏は20年1月、当時の菅義偉官房長官と面会。淀川左岸線について「万博会場へのシャトルバスの時間短縮や定時性を確保するためのアクセスルートとして非常に重要な路線」と強調し、「工事を前倒しし、早期整備を図るために必要となる財政支援について要望する」と求めた。
淀川左岸線 1期と2期工事区間
菅政権だった21年8月に政府の国際博覧会推進本部が決定した「大阪・関西万博に関連するインフラ整備計画」では、淀川左岸線2期整備を「会場へのアクセス向上」に関する主要事業と位置づけ、「万博会場までのシャトルバスルートとして暫定利用する」などと記している。
だが、淀川沿いの土壌汚染や軟弱地盤への対応が必要となり、事業費は当初の想定から2・5倍の2957億円に膨れあがった。国が55%、大阪市が45%を負担し、国費負担は最大1626億円と見込まれている。区間の完成は32年度に先送りされた。万博期間中は区間に仮設道路を整備して、シャトルバスの専用道として利用する。
政府のインフラ整備計画は、他にも主要事業として、万博会場の最寄り駅となる「夢洲駅」までの大阪メトロ中央線延伸(国費負担約88億円)などを明記しており、万博費用の全体像に含まれる関連インフラ整備費はさらに増加する可能性もある。
万博を巡り、政府は11月27日の参院予算委で、当初計画の1・9倍の最大2350億円(国費負担783億円)となった会場建設費とは別に「日本館」の建設費などに少なくとも837億円の国費負担があると表明した。野党は「国費負担が倍増している」と批判し、岸田文雄首相は「万博の全体像を透明性をもって国民の皆さんに示す」と約束している。【池田直】
真面目に読むのも阿保らしいが、まるで東京オリンピック 2020にそっくりだね。ただオリンピックは後から後から使った予算が漏れてきたが、万博は先に漏れてきただけなのかな?いや!万博後にあれにも使った、これにも使った、そして賄賂もこれだけ横行していたって出てくるんじゃーないだろうね?(笑)。何しろ国費って国民の税金だってことを忘れてしまいそう!