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がんになったとき どうする? / NHK みみよりくらし解説

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がんになったとき どうする?抜粋
NHK みみよりくらし解説 2023年08月31日 (木) 吉川美恵子 解説委員

9月は、「がん征圧月間」。日本人の2人に1人が生涯のうちにがんになるといわれ、がんはとても身近な病気です。もし自分ががんと診断されたら、まず、どうすればよいのでしょうか?


◆がんになる前に知っておきたいこと

がんを告知されると頭の中が真っ白になって、どうしたらよいか分からなくなってしまう人が多いですが、実は今は「がん=死」という時代ではなくなってきています。



◆「あせらない!」

実は、ほとんどのがんの進行は月単位。膵臓がんなど治療を急がなければいけないがんも確かにありますが、その場合は、医師からその旨伝えられるはずです。



◆どの病院に行けばよい?

参考になるのが「がん診療連携拠点病院」。全国の各都道府県にあり、全部でおよそ400あります。
上記のHPで「都道府県」や「がんの病名」で、近くのがん診療連携拠点病院を検索できます。実際にがん診療連携拠点病院に行くときには、紹介状があるとスムーズです。




◆医師の話をきくときのポイント

検査を受けた後に、医師から検査の結果や治療についての説明がありますが、このときにぜひ聞いておきたいのが、上記の4点です。

「正確ながんの名前」というのは、がんには似たような名前のものも多く、同じ臓器のがんでもがん細胞には種類があって、広がるスピードが違ったり、使う薬が違ったりするからです。

「ステージ」というのは、いわば“治りやすさ”のこと。

例えば、内視鏡でがんが取り切れて治療が終わるケースから、手術と薬などいくつかの治療の組み合わせが必要、しかもそれが長く続くケースまであるのです。



◆“治療法のチャンピオン”標準治療

標準治療というと「普通の治療」「平均的な治療」と思われがちですが、「現時点で最も効果があることが、臨床試験で科学的に確認された治療」

いわば試合を行った結果、現時点で“チャンピオン”であると学会からお墨付きをもらった治療が標準治療なのです。

「臨床試験」「治験」や「先進医療」と呼ばれている治療を受けてみたいと思うことがあるかもしれません。しかし、これらは確かに最新のものですが、いわば試合中でまだ決着がついていない状態です。


◆ひとりで悩まずに「がん相談支援センター」へ

治療前、治療中、治療後まで、どんなタイミングでも、がんについてのあらゆる相談ができます。
がん相談支援センターは、上記の「がん診療連携拠点病院」などの中に設置され、全国に400か所以上あります。その病院にかかっていなくても相談できるのがポイントです。


 私は2番目の兄と、3番目の姉をがんで亡くしている。そしてがんに対する知識は皆無だったが、この目次みたいな項目を見ただけでも何かが分かったような気になった(汗)

 もう少し詳しいことを知りたい人は
こちらへ  NHK みみよりくらし解説 2023年08月31日 (木) 吉川美恵子 解説委員 どうぞ。

 現在の私はウォーキングとプールが最高の楽しみのはずだが、病院は6ヶ所、薬も1週間の壁掛けポケットに、山のように突っ込んでいる(笑)

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