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モーガン・フリーマンの映画 『ドライビング Miss デイジー』(Driving Miss DaisyGiant 1989年 米 ) / NHKBSP

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左から息子のブーリー、Miss デイジー、運転手のホーク

ストーリー  抜粋
 1948年のジョージア州アトランタ。元教師のユダヤ系老婦人デイジー・ワサン(ジェシカ・タンディ)は買い物に出かけようと愛用のクライスラー・ウィンザーに乗り込むが、運転を誤り隣家の垣根に突っ込んでしまう。それを見かねた息子のブーリー(ダン・エイクロイド)は彼女に対して運転手を雇うように薦めるが、デイジーは聞く耳を持たない。そんなデイジーの元に初老の黒人男性、ホーク・コバーン(モーガン・フリーマン)が運転手として雇われてきた。

 初めは意固地にホークを拒絶していたデイジーだったが、根負けしてついにホークが運転する車に乗り込む。車は赤いハドソン。彼女がホークを嫌がっていたのは、自分が嫌味な成金であると周囲に思われるのを危惧していたからだった。しかしホークの真面目な仕事振りと正直な人柄に感銘を受けたデイジーは、やがてどこへ行くにもホークの運転する車に乗ることになる。

 1953年のクリスマスに、デイジーは読み書きの出来ないホークに簡単な参考書をプレゼントする。デイジーはアラバマ州モービルに住む兄弟の90歳の誕生日を祝うため、ホークの運転する黒いキャデラックに乗って遠出する。既に70歳近いホークだが、州外に出るのはこれが生まれて初めてだという。

 デイジーはマーティン・ルーサー・キング牧師の説教を聞くため夕食会に参加する。当初は息子のブーリーと共に出席する予定だったが、彼は公民権運動の結果公民権法が施行されたにもかかわらず、まだまだ人種偏見が残る地元の同業者たちに後ろ指を差されることを危惧し欠席。デイジーは夕食会に向かう途中でホークを誘うが、「本当にその気があるならもっと早く言うべきだった」と彼に窘められる。結局一人で夕食会に出席するデイジー。その夜のキング牧師の説教は、善意の人々による無自覚の差別の話だった。ホークは車内のカーラジオでそれを聴く。~ウイキペディア

 先ずは、とてもお洒落な映画だと感じた。老婦人デイジーはでっかい家に使用人も居て一人で住んでいる。息子は会社の経営者で次々に出てくる車に運転手のモーガン・フリーマン(ホーク)もすべて母に提供しているのだと思う。

 以前、中国の映画で上海の上流階級の女性が4人で麻雀に興じているシーンがあったが、あれ以来、デイジーを含めた4人のアメリカの老婦人が麻雀をやっているシーンが2度も出てきたのには親しさを感じた。ルールも日本人がやってる同じ言葉だ(笑)

 物語は老婦人デイジーと息子が雇った運転手・ホークとの心の交わりに終始するが、認知症が進み、体調も衰えたデイジーは老人施設で暮らしているが、息子ブーリーとモーガン・フリーマン(ホーク)が感謝祭のお祝い訪問したところ、ブーリーはあえて席を外し、二人だけの時間を作る・・・。とてもいい映画だった。モーガン・フリーマンがいいね~。


Driving Miss Daisy (1989) Official Trailer #1 - Morgan Freeman Movie HD

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