憂楽帳　 ChatGPTの衝撃　　/　毎日新聞

写真はあきちゃんぬのミガルクエストかたお借りした

毎日新聞 2023/2/2　東京夕刊 有料記事

　文章で会話ができる人工知能（AI）「ChatGPT」が世界に衝撃を与えている。

　米国のAI研究機関「OpenAI」が2022年11月に無料公開したこのAIは、大量の文書データを学習し、人間が書いたような自然な文章を作成することができる。

　このAIの知識は、文化・芸術から政治、科学まで多様な分野をカバーする。実際に利用してみると、読書感想文の執筆から、楽曲の歌詞やコード進行の作成、人生相談への助言に至るまでスラスラと回答してしまう。

　米メディアによると、このAIは経営学修士（MBA）試験に合格。研究リポートの作成に使われても見分けるのが難しく、ニューヨーク市教育局は、学校のコンピューターからのアクセスを禁止したという。「論理的な思考や問題解決スキルの育成にはつながらない」との理由だ。精緻な文章だが誤情報も紛れ込んでいる。

　それでも研究リポートから芸術作品までをAIが代行する時代は現実になっている。もし、このコラムをAIを使って執筆した場合、読者は受け入れてくれるだろうか。【中井正裕】

　摩訶不思議！人間の文明社会にそのようなものが存在するとは！お喋りするロボット的な箱？は1年生の孫でも利用しているらしいが、ああ、昭和生まれの私は完全に時代から取り残されているね。

　自分でよく想うことはキーボードを叩いていれば漢字まじりの文章が容易く書けるのに、いざボールペンを握ってハガキでも書こうとしたら漢字が書けなくなっている。今からの若者が、「ChatGPT」なるものを常に使っていたらみんな阿保になるのじゃーないかな？そうそう、恋のメール交換に「ChatGPT」を利用しあったら、どんな会話になるのかな？若い男女は行き交う文章を見てるだけ？（笑）