記事/憂楽帳:まちの空気 「関西弁やら、エスカレーターの右側並びとか・・・」　毎日jp

　グランフロント大阪　「最後の一等地」がオープン　　SankeiPhoto

憂楽帳:まちの空気「関西弁やら、エスカレーターの右側並びとか・・・」
毎日新聞　2013年04月26日　大阪夕刊


　転勤で１１年ぶりに生まれ育った大阪に帰ってきて、驚いたのは高層ビルが増えたことだった。中国・上海や香港のように、ＪＲ大阪駅周辺にはビルが密集し、空の面積が狭くなっていた。

　しかし、視覚的な違和感とは逆に、不思議と空気にはすぐになじんだ。サケは自分が生まれた川の水のにおいを覚えていて、帰ってくるという。ちょうどそんな感じで、当たり前に聞こえる関西弁やら、エスカレーターの右側並びとか、細かいことが放つ大阪というまちの「におい」に体が順応したのかもしれない。

　きょう、新しい「まち」が誕生した。ＪＲ大阪駅北側に完成した「グランフロント大阪」だ。最初は単なる４棟の高層ビルで、においのしないまちかもしれない。だが、働く人や住む人、訪れる人の思いや記憶が少しずつ重なっていけば、独特の空気を持つようになるだろう。時間はかかるだろうが、その空気になじむ人が増えて、まちは本物になる。

　大阪への「新入り」のグランフロントがどんなまちに成長するのか。私も誕生に立ち会えた人間として、楽しみにゆっくり見守りたい。【小林理】




　ありゃ、もう出来たのか！！！去年の10月にちらりと見た時は、この内の1棟だけが出来つつあると思っていたのに。なんでも三菱地所・竹中工務店などの企業連合が２０００億円で落札したプロジェクト！さあ、この街にべたべたの関西人の息吹を吹き込まなければ。おすましは大阪には似合いまへんで〜。人も集まらしまへん。

　設備投資するお金は集まったけど、今でもJR大阪三越伊勢丹は客足も売り上げも全然駄目だったんじゃーなかったかな？

　写真を見ると植栽もまだ少ないし、東京のJR品川跡地に超高層ビル建設が始まった時に似ている気がする。
さあて“第二の関空”にならぬようみんなで頑張りましょうとは言いたいが、神戸の買い物客がここに流れていくとちょっと困るね。そうだ2014年の春には高さ日本一（高さ300メートル）のビルが近鉄の手で“あべのハルカス ”として誕生する。まさか共倒れしないだろうね！？小林理さん、どんどんPR記事を載せてください。



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