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記事/余録:来年の新学期から使われる…「聖徳太子は実在したか」    毎日jp

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余録:来年の新学期から使われる…
毎日新聞 2013年04月14日 01時04分
 来年の新学期から使われる教科書の検定が終わった。検定に合格した高校歴史教科書のなかに「聖徳太子は実在したか」というコラムがあって話題になった

▲聖徳太子の業績とされる十七条憲法や冠位十二階(かんいじゅうにかい)の制定は太子の実績と断定できない、太子研究が進み多くの疑問が提起されているという筆法で、遠慮がちに架空の人物とにおわせた。出版社も、狙いは史料解釈の多様性にあると言い訳めいたコメントだ

▲実在の人物ではないという議論が一般に広まったのは1999年、歴史学者、大山誠一氏の「<聖徳太子>の誕生」(吉川弘文館)がきっかけだろう。聖徳太子とは、律令国家の主宰者である天皇のモデルとして「日本書紀」の編纂(へんさん)者が描いた理想像であると論じた

▲賛否両論が起きた。1万円札の肖像画が聖徳太子から福沢諭吉(ふくざわゆきち)に変わってから十数年。財布の中の、品のいいひげの太子がまだ頭に焼き付いていたころだ。聖徳太子が架空だという議論がいかに合理的であったとしても受け入れるのはなかなか難しかったろう

▲大山氏は、自説をくつがえす議論は出ていないというが、2001年に執筆した「聖徳太子と日本人」(風媒社)のあとがきで、自説が教科書にのるかどうかについては「当分期待できないと思う」と書いていた。飛鳥(あすか)時代の真実を実証する史料はあまりにも少ないからだという

▲それから十数年後、教科書に架空説が顔をのぞかせた。実在説の歴史学者は少数なのにすぐ教科書にのらなかったのは史料不足のせいだけではない。「聖徳太子の十七条憲法」が日本の国の原像として定着しているからだろう。




 そう言えば、昔1万円のことを「聖徳太子」って呼んでたな!(笑)。考古学を勉強してはいないが、日本史上の人物像のことを実像は違うってよく聞く。今、テレビではBS歴史館などは学者が2名に識者が1名ほど出て来てほとんどの定説を覆している。例えば4月12日の「蒙古襲来!空前の国難を救った“神風”」では「2度に渡ってモンゴルの襲撃を受けた原因の一端は、日本側の対応にもあった。襲来の前、モンゴルから国交を結びたいという旨の国書を受け取っていた。にもかかわらず日本は黙殺。」などなど元寇(げんこう)の寇という字は  1 外から侵入して害を加える賊。「外寇・元寇・倭寇(わこう)」。2 外から攻めこむ。あだする。「侵寇・入寇・来寇」(コトバンク)という意味らしくって、最近見かける、中国や韓国な変てこな看板にも似ているんだなんて思った。

 歴史はどこまでが真実でどこからが作り話か分からないけど、最近西洋史にしろ日本史にしろ興味が沸いてきたのは歳とってきたからかな?

 近年の政治家さん、果たして誰と誰が歴史に残るんだろう?


   

 NHK動画/福島県浜通り・中通りで震度4 

   東日本大震災の被災地ではまだまだ揺れているんだね!


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