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博多祇園山笠「流舁き」 3年ぶりに山笠始動 / 毎日新聞

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3年ぶりに「流舁き」で町内を走る中洲流の舁き山笠=福岡市博多区で2022年7月10日午後3時49分、金澤稔撮影

毎日新聞 2022/7/10 19:05

福岡・博多の夏の風物詩「博多祇園山笠」で舁(か)き山笠(やま)が初めて動き出す「流(ながれ)舁き」が10日あった。1日の「静」の飾り山笠(やま)で開幕した祭りは、流舁きをもって「動」の舁き山笠へと移り変わる。七つの流が3年ぶりに舁き山笠を担ぎ、約1トンの重みをかみしめるように各流の区域に駆け出した。

 五番山笠・中洲流は午後3時に福岡・中洲を出発。不動明王を題材にした舁き山笠を肩に担ぎ、水法被に締め込み姿の男たち約500人が「オイサッ、オイサッ」と掛け声を上げながら区域内を疾走した。新型コロナウイルス感染対策としてコースの一部を短縮、変更した流もあった。

 沿道で見ていた見物客らは写真を撮ったり、男たちに「勢い水」をかけたりして見守った。近くに住む飲食店従業員、相葉すずさん(36)は「やっと博多に夏が戻ってきた。3年ぶりに感じる迫力と熱気に、感動で涙が出そう」と興奮気味に話した。








流舁きで招き板を持って走る人たち

博多祇園山笠に参加していた生前の小松政夫さん=柴田浩次さん提供この日、「中洲流4丁目」では2020年に亡くなった福岡市出身のコメディアン、小松政夫さん(享年78)の追善供養も催された。約20年以上にわたり山笠に参加し、博多のまちに功績を残した小松さんを思い、舁き手らは、謝意を表して黙とうをささげた。
 クライマックスの「追い山笠(やま)」は15日にある。【河慧琳】



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そんな季節になっていたんだ。もう私は90%くらい博多の人間ではなくなっているのかな?「故郷は遠きにありて思ふもの」とはよく言ったものだ。室生犀星の詩の本来の意味はふるさとは、遠く離れてなつかしく思い出して悲しく歌うべきもので、たとえ異郷で乞食(かたい)に落ちぶれても帰って来るべき所ではない。 ふるさとを遠く離れた都会で、夕暮れには望郷の念に涙ぐむのが常だが、その思いを心に抱いてまた都会に帰って行こう。なんだそうだ。

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