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Interview 長谷川博己 新作映画「はい、泳げません」 監督の世界観にどう染まるか / 毎日新聞

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「はい、泳げません」の長谷川博己(右)と綾瀬はるか
 上の写真だけで気に入った!芝居なんだろうが上手いね~。映画館も換気もよくなっているだろう。何年ぶりかに劇場に出掛けてみるか~(笑)

毎日新聞  2022/6/14 東京夕刊 有料記事 (抜粋)

インタビューに答える俳優の長谷川博己さん=東京都中央区で2022年5月25日、三浦研吾撮影 

 カナヅチの哲学教員を演じた長谷川博己。コメディー風味とシリアスなドラマが同居する、振り幅大きい作品だ。俳優として20年、加減の難しい役どころにもすんなり溶け込み、違和感がない。
   ■   ■
 演じた雄司は、大学で哲学を教えるバツイチ。水恐怖症で顔を洗うのもイヤイヤだったが、ある時スイミングクラブの門をたたき、コーチの静香(綾瀬はるか)の下で泳ぎを習うことになった。出だしはギャグも織り交ぜて軽いタッチだが、映画が進むにつれて深刻になってゆく。幼い息子を亡くした瞬間の記憶を失っていることが、雄司の心の重荷となっているのだ。脚本を読んで「期待と不安と両方感じた」と振り返る。

 「心地いい感動があって、元気になった。でもこれをどう映像化するのか、どう表現したらいいんだろうと。コメディー要素がありながら、シリアスになっていき、クライマックスでは感動する。雄司をどういうキャラクターにしていったらいいのかなと」 

 「雄司は少年っぽさもあるけど、頭脳は大人。体と思考が合わない、頭に追いつかない。頭が良すぎるゆえに、息子の最期の記憶がないことがよけい気になるんです。そんなギクシャク感が大事だと思いました」
     ■   ■
 初めて舞台に立ってから20年。映像の力はすごいですよ。自分が思っている自分と、周りが思っている自分にズレがある。あ、そんなふうに見られてるんだと。それがすごく楽しい。いろんな役をやると印象も変わる。変わったり戻ったりも、あっていい。不思議な仕事だなと思って」
 
 演じる際は、監督第一という。「監督の世界観に、どう染まるかだと思っています。いただける役は、何でもやりたい。同じ時期に似た役が重なったりするんですよ。でもそれも、僕のことを見てくれた人が、やらせたいと思ってくれるから。それに全く同じではないので、あえてやってみるのもいいと思う」

 「自分の素が、よく分からない」という。演じている役と同化するということか。「役者って、素があっちゃいけないのかなって気もしますしね。そこは捨てろと。演じている時はそのモードにいるのが心地いいのかもしれない。

 「はい、泳げません」は全国公開中。【勝田友巳】
 
 私も超下手ななスイマーだが、プール通いはしてきたので最初の長谷川博己氏の表情と仕草が自分のことのように思える。まあ、平泳ぎでプールの往復くらいは出来るけど、ある時、80代の元国体選手の方が見かねたのか、一生懸命指導してくれた。あれから数年経ったが全然上達していないのであの方には逢わないように逢わないようにと時間をずらしている(泣)。

 映画で綾瀬はるかさんのアドバイスを見聞きしたら上達するかな?(笑)。今、コロナでプールも休んでいるが、そろそろ始動の時期かな?と思っていたところだ。

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