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ヒッチコック / グレース・ケリー /『ダイヤルMを廻せ!』(Dial M for Murder 1954年、米) / BSP

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ストーリー
 プロテニスの花形選手だったトニー・ウェンディスは、資産家である妻のマーゴ(グレース・ケリー)とロンドンのアパートに住んでいる。トニーはテニスのツアーのために自宅を留守にしがちだったので、それが不満だったマーゴとの夫婦仲は冷え込んでいた。夫の留守中にアメリカ人の推理作家マーク・ハリディとの浮気に走ったマーゴは、トニーと別れてマークと一緒になる気持ちに傾いていた。しかし、妻の浮気に気づいたトニーは、妻と別れるよりも、妻を殺害して資産を手に入れようと考え、緻密な殺害計画を練り上げる。

 ある晩、トニーは自宅でひとりになると、大学の同窓生のスワンを電話で呼び寄せる。スワンは在学当時から手癖の悪さで有名で、刑務所暮らしも経験していた悪党だった。トニーは彼にマーゴとの経緯を語って聞かせ、1000ポンドの報酬で妻の殺害を持ちかける。調べあげた彼の悪行を並べ立てて脅しもかける。乗り気になったスワンにトニーは計画を説明する。~ウイキペディア抜粋

 この作品は初めて観たね。サスペンス・ミステリということだが、テレビの『刑事コロンボ』のように最初に犯人がわかるのだが、なかなか面白い。あるいはコロンボの方がこの作品の手法を真似たのかな?(笑)、勝手な私の想像だけど。マーゴ(グレース・ケリー)は、堂々と自宅で推理作家と浮気するか~?そこに帰って来た夫に堂々と浮気相手を紹介するし・・・(笑)。

 夫は夫で、その浮気相手をアリバイの承認に仕立てようとするし、大学の同窓生のスワンをうまく呼び寄せて、堂々と妻の殺人を依頼して、その方法の台本を事細かく説明する(笑)。一見滑稽だが、ゾッとするような不気味なスリラーだ。そしてその謎解きのハバード警部(ジョン・ウィリアムズ )はどこかで見かけたことがある?と思って終わって調べたら、映画『麗しのサブリナ』の運転手さんでオードリーの父役ではないか!なぜかほっとした(笑)



  Grace Kelly / Dial M for Murder ダイヤルMを廻せ!(映画) グレース・ケリー









付録 28分52秒  荻 昌弘 解説「スターの時代/グレース・ケリー」 
  

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