クローズアップ現代「あなたの先生は大丈夫?教師の過重労働 その果てに何が」　/　NHK

教師たちのSOS！　長時間労働・勤務改ざんも（超抜粋）

"先生がいなくなって2か月以上。自習のような授業が続いている"

切実な声を寄せたのは、中学2年の葵さん（仮名）です。
去年の秋、国語と美術の教員2人が体調不良で休職しました。




公立高校の元教員　「本当に栄養ドリンクでも飲まないと、もう体が持たない。生徒ひとりひとりと向き合う余裕が到底なくなってしまいました。私を含めて6人の先生がうつ病などで休職。こんな環境では今後学校は存続できなくなるのではないかと」

国の最新の調査では、精神疾患により休職した教員は5,180人。そのうち退職した人は1,020人に上っています。

国は近年、教員の働き方改革を進めてきました。朝の活動や清掃を無しにすることなどで労働時間を削減できると示してきました。時間外勤務の上限を1か月45時間と初めて示しました。



小学校の現役教頭　「実際は22時8分まで勤務していたんだけれども、そこまでいくとまずいので、このように17時8分というような状況で改ざん。こうせざるを得ない現状が現場にある」

なぜ改ざんを行うのか。その背景には、働き方改革のために示された国の方針があるといいます。




名古屋大学　内田良教授　「労働時間を管理して短くしていくために時間管理をやっている。改革の大前提なのに、数字が小さくなっていてはもう改善は進まない。公立学校の教員は残業代が出ない仕組みになっている。そうすると、どうしても時間管理がいいかげんになっていきます。ちゃんと働いた分には、対価を支払う仕組みを作っていかなければならない」
　いやはや、ひとづてに教員の重労働は聞いていたけど、これではまるで「国のたこ部屋」ではないのかい？教員も足りない。臨時教員に校長の昔の先生（73歳）の方までお願いしてきてもらう。

　教育の無償化なんて政治家の声も耳にするが、まあそれ以前に、私なりに一言で云うと、文科省が頑張って予算を獲得しない限り、この問題は前に進まない気がする。私はテレビをちらりと見ただけだし、番組もどこまで客観性を持っているかは知らないが、詳しく知りたい方はＮＨＫプラスでも見ることが出来るし、リンク先のＨＰの＜番組の内容＞の水色の行をクリックすると全容の写真と詳しい説明が出てきます。　　あなたの先生は大丈夫?教師の過重労働 その果てに何が