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みんなの広場  カタカナ語に困っている=主婦・荘野洋子・87  / 毎日新聞

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写真は Newsweek カタカナ語を使いたがる「よそが気になる」日本人(とドイツ人)から   

 

毎日新聞  2021/9/10 東京朝刊

(さいたま市緑区)

 私の小学生時代は戦争真っただ中、カタカナは敵国語だから使ってはいけませんという時代でした。野球のストライクは「よし」、ボールは「だめ」に変わりました。

 それが今は、だれもがわかる語は別として、カタカナ語や横文字のなんと多いことでしょうか。新聞も日本語の注釈がないカタカナ語が相当あり、何が何だかわからないまま時が過ぎていきます。

 4月、無理かなと思いながらも「らくらくスマホ」なら何とかなるかなと、ガラケーから替えてみました。しかし、渡された説明書などを開くと、ほとんどカタカナ語でびっくり。「プレス(タップ)」「スワイプ(スライド)」などカッコ内の説明もカタカナです。お店で説明を聞いてもよくわかりません。結局あきらめて、半月でガラケーに戻しました。

 世の中の進歩も大事ですが、日本語での説明は無理なのでしょうか。
 
 荘野さん、私は現在74歳の団塊の世代で、中学から英語を習って、ずっと辞書を引いたり、インターネットを手にしてからはカタカナ英語も調べてきたわけですが、テレビで話していることにもいっこうについて行けません!

 書かれている「プレス(タップ)」「スワイプ(スライド)」ですら、インターネットで今、関連づけて(下線を引いて説明文へ進める)はじめて認識したくらいです。

 ことに上の写真のソリューション(問題解決)、ベネフィット(利益,ためになること[もの] )、エビデンス(証拠・根拠、証言)、コミットメント(関わり合い・委任・言質・[人や大義などへの]献身や深い関与・破れない約束)、アジェンダ(主に「会議で話し合うこと」)、リスペクト(尊敬すること・敬意を表すこと・価値を認めて心服すること)など、その都度何回も調べてすぐ忘れてしまいます。

 私も荘野さんと同じように「日本語での説明は無理なのか?」といつも思っています。いや本当に賢い人は特にテレビや講演では分かり易い日本語で話しています。

 荘野洋子さん、私が考えていることを投稿くださって有難うございました。

※荘野さんが、このインターネットを見ることが出来る環境になかったら、身内の方かお知り合いの方が気が付かれたらどうぞご本人に紹介して下さい。お願いします。

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